ニセただし のコメント

木蘭先生の『ザ・神様!』を読んで、深く考えさせられました。私は、借りた物件に不具合があると、すぐにクレームを付ける人間です。問題が悪化したり拗れたりする前に、なるべく早く告げる様にしています。元々が、気が小さく面倒臭がりで、ズルズル言えなくなることが多いので、意識的に、そうしていました。あまり穏やかに丁寧にを意識し過ぎると、かえって事が面倒になったりもするので、毅然とした態度が必要ですが長く続きません。ドンと構えて待つことも大事だというのは、最近わかってきました。
ここまで書いて気付いたのですが…、公の感覚の無い私は、私的な視点のみで、利己的になり冷酷になり、排他的になっていたのかも…。

生活保護受給者の方々の中には、老朽化し設備も不充分な建物に住み、クレームも言わずに、日々を過ごしている方が居る。仮に引っ越したくても、自力で引っ越すことは出来ないので、我慢して、日々、そこで過ごしている。
ちょっと、可哀想過ぎますよね。そんな人間が、一人でも少ない社会であって欲しい。日本人の伝統的な美意識や価値観、精神性からいったら、とても受け入れ難い状況ではないのでしょうか。それが、少しずつ確実に拡がっている。
また、自分も、そうならないとは言えないのですよね。自分だったら、我慢出来るのだろうかと考えました。

No.75 106ヶ月前

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