田中康夫公式ブロマガ「だから言わんこっちゃない!」

「だから、言わんこっちゃない!」3月15日病室帰還w号

2013/03/15 14:22 投稿

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【ブロマガ月別アーカイヴ: 2012-12 / 2013-1 / 2013-2 / 2013-3生放送はこちら 】

昨日
14日(木)昼過ぎに正中頸嚢胞の摘出術を受けました。

2011年の人口股関節全置換術、2003年の膀胱全摘除術・回腸新膀胱造設術の際の全身麻酔は、背中に注射しましたが、今回は右手。

スヤスヤと眠る内に(無論、その間は無意識ですが)1時間余りで手術は終了。2011年の6時間、2003年の10時間と比べると軽易ですね。

昨夜には病室に帰還。

今朝も絶食かと思いきや、5分粥250gに鯛味噌、白菜の味噌汁、三色玉子(玉子焼)、牛乳でした。

昼は全粥250gに玉葱の味噌汁、野菜と肉炒め70g、サラダ、青菜の胡麻和え、ミカン。

夕御飯は御飯
220gにとろろ、鶏肉の南蛮揚げ70g、がんもの煮物、若布の酢味噌和えで796kcalだそうです。

楽しみですなぁ。

はてさて、先程のゲリラ生ヤッシー放送でもお伝えしましたが、「米国と共に主導的にルールを決めていく事」が出来るのかなぁ。

<共同通信速報>米国とルールづくりを主導と首相

 安倍晋三首相は15日午前の自民党役員との協議で、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加方針に関し「米国とともに主導的にルールを決めていくことが重要だ」と述べた。

3/15 11:07

 先日の無料生放送「「あとは自分で考えなさい。」でも申し上げましたが、P4=シンガポール・ブルネイ・ニュージーランド・チリの段階のTPPならば、日本が率先して参加する価値がありました。

でも、時、既に遅し。

「日本から強請(ゆす)り取る事が可能である」とマーク・シンクレア ニュージーランド外交貿易省のTPP首席交渉官が高言・広言しているのですよ。

なのに、NAFTAで懲りてる筈のカナダとメキシコが今頃になって参加しちゃうのも謎です。

「生かさず・殺さず」状態で日本を済ませてくれれば、まだマシで、地獄の黙示録に陥り兼ねませんね。

 TPPの謎」に関して、パブリック・シチズンのロリ・ワラック女史が出演したTV番組

https://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48

昨日もURLを紹介しましたが、同じ内容ながら多くの方々がコメントを寄せていて、これを読んでいると、日本にも捨てたもんじゃない真っ当な国民が多数居るのだなぁ、と少し嬉しくなりますね。

それにしても、TPPは日本の壊国だ、と唱和していた自称w「保守」の政治家や評論家は一体、どうお過ごしでいらっしゃるのかしらw、と御同情申し上げますね。

既に御存知でしょうが「オバマ大統領と安倍首相が訊かれたくないTPPに関する12の質問」

http://citizen.typepad.com/eyesontrade/2013/02/the-12-questions-about-the-tpp-that-president-obama-and-prime-minister-abe-do-not-want-to-hear-this-.html

パブリック・シチズンのHPも御紹介!
http://www.citizen.org/TPP

 

そのTPPに関して、敢えて「産経新聞」14日付から再録ね。

TPP交渉 日本の「聖域」確保ピンチ 交渉複数国が姿勢問題視

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/637994/

  米国やオーストラリアなどTPP交渉の参加11カ国がシンガポールで開いていた交渉会合が13日、閉幕した。15日に参加表明する日本についても取り上げられたが、一部農産品などを関税撤廃の例外として「聖域」扱いを求める姿勢に複数の参加国から牽制(けんせい)する声が上がったもようだ。

 日本が正式に交渉に参加するには、11カ国すべての同意が必要。議長役を務めたシンガポールのウン・ビーキム首席交渉官は会見で、5月にペルーで開かれる次回の交渉会合に「日本が間に合うとは思えない」と述べた。

 4日から始まった交渉会合では、農産物や工業製品を扱う「市場アクセス」や、「知的財産権」などは、次回会合以降に持ち越された。

 日本側は、交渉に参加すればコメや麦、乳製品など重要5分野を「聖域」と位置付け関税維持を求める見通しで、協議の余地は残った形だ。

 11カ国は経済大国の日本を表向き歓迎する一方、複数国が「聖域死守」を交渉方針とする安倍晋三政権の姿勢を問題視したという。日本が交渉に新たな要求を持ち込むことに対する警戒が強いためとみられる。

 実際、先行して交渉参加した国々は昨年11月に交渉へ加わったカナダ、メキシコに合意済みの分野は再協議せずに受け入れるよう要求。日本にも同条件が課される可能性が高く、参加国が例外品目で早期に合意してしまえば、日本が聖域を主張する機会さえ与えられない恐れもある。

 11カ国のうち、酪農国のオーストラリアなどは関税撤廃の原則を強硬に主張しているとみられ、日本にとっての難関。日本側の重要5分野に限っても、日本の全貿易品目の5%以上で関税が残る計算で、「参加国が求めている関税撤廃の水準との差は大きい」(通商筋)という。

 ペルー会合の次は9月の予定だが、7月に交渉会合を追加開催することも検討される方針。日本が初参加する場になる可能性もある。日本にとって限られた機会を生かして国益を交渉に反映できるか。安倍首相の手腕が問われる。


今更の話なのですが、日本は黒船の時代から「外圧」が加わらないと「決断」出来ない優柔不断な国柄なんですかね。しかも、その「決断」は往々にして「国民益」どころか「国家益」まで損ねちゃう。

知事時代に「県益」という組織益では既得「権益」へ変容してしまう、と「県民益」なる単語を用いたのを思い出します。

同じく「産経新聞」の面白ネタも!

 習国家主席を選出 1票だけ「反対」入れたのは誰?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000105-san-cn

 

【北京=矢板明夫】14日に行われた中国国家主席選挙。習近平氏は2952票の賛成票を集めて当選したが、反対票が1票だけあった。「果たして誰が…」。完勝を阻んだ“犯人”をめぐり話題となっている。

 まことしやかに流れているのが、習氏のかつてのライバル、盧展工・政協副主席説。十数年前、福建省トップの共産党委員会書記のポストをめぐり争った2人が犬猿の仲であることはよく知られている。

 前任者の胡錦濤氏ではないかと勘ぐる向きもある。習氏が総書記に就任した昨年11月以降、胡氏の推進してきた多くの政策が否定され、「胡氏は心の中で習氏への不満が募っているはずだ」というのが理由だ。

 習氏本人が反対票を入れた可能性も取り沙汰される。謙虚さを示すため、選挙で自身への反対票を投じたという毛沢東の逸話にならったのかもしれない。

 はてさて、

僕は是々非々ですので、橋下徹氏の以下の発言には全面賛成ですね。

自民党も民主党も喫煙可能な会議が多いですからね。

でも、確か日本維新の会にも松野頼久氏や園田博之氏を始めとして愛煙家の幹部が多かった記憶が・・・。ムムッ、又もや内紛の気配?w

「国会は全面禁煙を」 市議会答弁で橋下氏

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は14日の市議会委員会で「(国会議員は)改革とか偉そうに言うが、国会議事堂は公の施設そのものだ。全面禁煙にしないと誰も政治家の言うことを聞かない」と訴えた。

 大阪府議会で審議中の受動喫煙防止条例案に関連した質問への答弁。「僕は吸わない」と自身についても語った。

 衆参両院の事務局広報課によると、国会議事堂の共有部分は原則禁煙で喫煙ブースが数カ所設置されている。各党の控室は「政党の判断に任せている」と説明している。

3/14 19:57

 

県知事時代に「たばこによる害のない信州をめざして」と題して、学校を含む県有施設を全面禁煙、愛煙職員向けに脱禁煙Programを実行した際のサイトも紹介しておきましょう。

http://yassy.system-a.org/keiei/seisakut/tabako/kinen.htm

最後まで抵抗したのが県議会で、県議会議長と複数回の文書の遣り取りを経て県議会棟を禁煙とした後も、会派の部屋は例外規定を先方が設けたのを懐かしい想い出。

フランスやイタリアも、料理店は全面禁煙なのに、未だ道遠しな日本。

中央も地方も、議会の心智を知ると妙に納得ですね(涙)。

 「根比べ」改め「コンクラーベ」も今回は2日で新しい法王を選出。

世界最大の財テク集団、マネーロンダリング集団とも言われるローマ法王庁の官僚「法被」集団の既得権益と闘い続けられるのか、両親はカソリック信者なれど、未だにアッシジの放蕩息子フランチェスコから脱却し得ぬ僕が、本日の動画でお話ししていますので是非、御覧下さい。

http://ch.nicovideo.jp/yassy/video

「朝日新聞」ローマ支局長の石田博士氏の論考は、以前から一目を置いていますが、今回も洞察力に富んでいます。

教会内外に待ち受ける難題 ローマ法王にフランシスコ1世 ローマ支局長・石田博士

 約11億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会は今、内憂外患にきしむ。新法王フランシスコ1世は就任早々から難題に向き合わねばならない。前法王ベネディクト16世が存命中に退位し、多くの課題が積み残されている。

 ローマ法王庁(バチカン)内の枢機卿による権力闘争の中で、汚職や縁故主義を告発する内部文書が流出し、前法王の執事だった男が逮捕される「バチリークス事件」が起きた。教会の資産を管理・運用する「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)のマネーロンダリング(資金洗浄)など金融犯罪に関わる文書も暴露された。

 さらに深刻なのは、欧米での聖職者による子どもに対する性的虐待事件だ。

 保守的な教義に加え、性的虐待事件が、教会離れに拍車をかけている。新法王を生んだ南米でも、人々はカトリックからプロテスタントに流れる。

 同性愛や離婚、中絶などの禁止は、教義の根幹に関わるもので、「誰が法王になったとしても変わらない」(バチカンの聖職者)とされる。新法王自身、同性婚の問題などでアルゼンチン大統領と対立している。

 昨年亡くなった「改革派」のマルティーニ枢機卿は「教会は200年ほども時代から取り残された。官僚組織は肥大化し、儀式と服装ばかりが仰々しい。教会は大きいが空っぽだ」と率直に認めた。

 21世紀、世界各地で宗教を理由にしたテロや襲撃が相次ぐ。グローバル化の中で、弱肉強食の金融資本主義が国境を越え、人々を支配する。世界にあまねく信者を持つカトリック教会は、犠牲となる人々に寄り添う存在であり続けなければならない。

 清貧を信条とする「新大陸」からの法王は、素朴なスピーチで、まずは信者の心をつかんだ。期待を失望に変えないためにも、硬直化した法王庁や、バチカン銀行の改革に早急に取り組むことが求められる。

 

相も変わらず、全重量の0.01%を軽減する為に巨大なリスクを背負って導入したリチウムイオン電池の隘路から未だに解脱出来ないボーイング社がシアトルでなく東京で会見。

米ボーイング会見始まる

 米ボーイングは15日、東京都内のホテルで、バッテリー発煙トラブルを起こした787をめぐり、記者会見を始めた。運航再開に向けバッテリーの改善案を発表する。

3/15 10:08

数週間以内で改良バッテリー搭載

 米ボーイングは会見で、発煙トラブルを起こした787のバッテリーを改良し、数週間以内に新しいバッテリーを機体に搭載する見込みと発表した。

3/15 10:37

 「数週間で運航再開」と説明=米ボーイング

 米ボーイングは会見で、改良型バッテリーの飛行試験などの審査が順調に進めば、数週間以内に787の運航を再開できるとの見方を示した。

3/15 11:45

会見の速報を時系列で並べるだけで、未だに「科学を信じて・技術を疑わず」な、凡そ「地頭」の匠とは対極の迷走が伺えます。

最後に、「朝三暮四」的な対応を「311」から2年が経過しても猶、続けるの、という速報。

母子避難者の高速無料化と復興相

 根本匠復興相は15日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故の自主避難者のうち、子どもや母親が父親と離れて暮らす「母子避難」世帯などを高速道路無料化の対象に加えると表明した。

3/15 10:24

フォームの始まり

フォームの終わり

 除染費用が最低でも10兆円!も要する「フクイチ」30km圏内は「放射能に占領された領土」だと、国民に告知し、50km圏外の開店休業状態なゴルフ場を国家が購入し、複数の「新しい街」を建設し、住居と職業を保証する方が裾野の広い経済効果。除染で「荒稼ぎ」のゼネコンも胸を張れるでありましょうに。


本日のゲリラ生ヤッシー放送は
23分もの長尺。

病室で早くも元気満々なヤッシーをお楽しみ下さい。

ではでは。

tanaka@nippon-dream.com

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