歯車界隈で現在注目の企業の成長史を明らかにした千葉敦氏の法政大学イノベーションマネジメント誌への寄稿より。
1990年、歯車界隈では珍しい標準品カタログ販売で高効率経営。
しかし、業績悪化のなかで「追加工」を行うかたちに。
それを高効率で果たすために工場の能力構築を行い、最終的に短納期の多品種少量生産に至る。
それが今度は海外市場進出を可能にし、新たな事業機会を開いている。
ニーズによって能力が磨かれ、磨かれた能力で新しい事業展開が可能になる。
能力を事業戦略に積極活用していくことで成長のダイナミズムが生まれる。
現場と経営のよいリンケージの事例。能力は高められ、それを活用して経営も積極的に動く。このダイナミズムが大切。
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