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【第14回】山下大輝&駱駝&石谷春貴スペシャルインタビューvol.2

2022/02/16 19:00 投稿

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声優の山下大輝さんとライトノベル作家の駱駝さんがお送りするトークバラエティ番組「山下駱駝」。
節目となる一周年記念の第14回(1月21日放送)ゲストにご出演いただきましたのは、『1st写真集 ひととき』を発売された声優の石谷春貴さん!
 
1月は駱駝さんと石谷さんがお誕生日ということで、山下さんがお二人に豪華プレゼントも贈呈、盛大なお祝い回となりました。
 
その様子は、チャンネル会員限定で【こちらからアーカイブ】でご覧いただけます。
 
そんな放送直後の3人へのインタビュー、後編の様子をお届けします!
 

(取材・文:かーずSP

 
■トレーニングを続けるコツは、YouTube動画などで変化を取り入れること
 
───続いては、巻きずしさんから。
『私は某フイットネスゲームをやっと1年続けたのですが、ちょっとだれてきていると感じています。続けるコツや、ちょっと力尽きそうになったときにアガる方法があれば教えてください』
 
石谷「1年続けてるのはマジですごいと思います。
たまにフイットネスゲームの代わりに、YouTubeとかネットで検索して、部分的に痩せたい部位のトレーニング動画を探してみる。それで自分好みの場所を動かしてみるのも、いいかもしれないですね。
ゲームよりも短い時間で終わりますし、トレーニング動画を試すことで刺激になるんじゃないですかね」
 
───ずっと同じゲームをやるよりも、意識的に変化を取り入れると。
 
石谷「そうですね、その動画に飽きちゃったら、別の動画もたくさん公開されてますから……YouTube最高です」
 
駱駝「もう1個、私からアドバイスを言うなら、飽きたならやめていいと思います。
その代わり、毎朝1回、体重計に乗る。そうすると次第に増えていく自分の体重を見て、何かを感じたら再開すればいい」
 
石谷「それなら、自分の身体を鏡に写して、スマホで定期的に撮影するのも効果的ですよ。でも結局筋トレは、やりたい時にやればいい!
 
───強制はしないんですね。
 
山下「優しいわー」
 
駱駝「うっかりできなかった1日を悔やまなくていい、ちゃんとやってれば1日休んだ程度で筋肉は揺るがない!」
 
石谷「だからトータルで1週間の中で2回やるとか、そういう決め方をしていった方が習慣化しやすいですよね、毎日やらなくてもいいんです。僕も週2回ですから」
 
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───私も週2で腹筋をやっていて、でも両脇腹の浮き輪肉が取れないんですが……。
 
石谷「ウエストは横隔膜を広げることが必要です。お腹だけを鍛えても、お腹の部位の筋肉って少ないんですよ。だから太ももから鍛えた方がいいです」
 
───なるほど。僕は今、プランクとスクワットだけなんですが。
 
石谷「プランクにも種類があって、ワイドスクワッドっていう内転筋を鍛えるメニューと、今日やったブルガリアンスクワットをやれば、お尻と内ももの裏が鍛えられます」
 
駱駝「痩せたいなら、寝起きに歩けばいいんじゃない? 朝飯の前が一番痩せやすいんで、私は毎朝30分、歩いてます」
 
 
■石谷さんの下積み時代。20代で得た意識の変化、人生の糧とは……?
 
───のんのさんから
『初心者マークのファンの為に「山下大輝さん」が「お肉抜き」でどんな方なのか山下さんご本人に教えて頂きたいです!!』
という質問を頂いているのですが、ちょっと変更しまして、石谷さんから見た山下さんの印象を伺いたいです。
 
石谷「いつも静かに笑っている、ほがらかに笑っている方です。
山下さんは誰に対しても笑顔で接してくれるから、本当に受け止めてくれる感がすごい!
僕がお芝居のことを話したら、同じ熱量でちゃんと返してくれるのも素敵な方です」
 
山下「嬉しい!」
 
───めいめいさんから
『御三方にご質問なのですが、三十路を迎え体や心境に変化などはございましたか?
これからもみなさんのご活躍を楽しみにしております!』
 
駱駝「29歳で電撃大賞を受賞して、『俺好き』1巻が2月発売だったから、ちょうど30歳を迎えた時にデビューしたんだよ。それまでは普通にサラリーマンやってたから、30歳は人生の転機でした」
 
山下「駱駝の30歳ってめちゃ激動だったんだね」
 
駱駝「『これから売れてやるぜ!』って気持ちで、30歳が一番ぎらついてた気がする。
ライトノベルで同時期にデビューした作家はたくさんいたけど、1人か2人以外は全員売れずに消えていく世界だから」
 
山下「それくらい厳しい世界だって、ちゃんと把握した上でデビューしたんだ」
 
駱駝「そうそう、俺はライトノベル作家を続けたかったから、消えないための努力をがむしゃらにしていた時期だった」
 
山下「駱駝がデビューした頃が、ラノベ業界が一番盛り上がっていた時期なの?」
 
山下「いや、一番すごかったのは俺らよりももっと前の世代だね。むしろ今はもう、当時に比べたらめちゃくちゃ全体の数字は落ちてるよ」
 
石谷「無料で見られるコンテンツが増えましたもんね」
 
駱駝「そうそう、エンタメの分散化がエゲツないから」
 
山下「確かに小説も漫画もそうだよね」
 
───山下さんの30歳は……割と最近ですよね。
 
山下「二年前なんで、近すぎて逆に覚えてないかもしれない(笑)
『弱虫ペダル』『僕のヒーローアカデミア』など、長いスパンでやらせてもらってるコンテンツが多いんですが、それって実は少なくて、1クールで終わってしまう作品が、昨今はとても多いんですよね。
その中で何期も続いてる作品をやらせてもらっていることって、本当にレアで、ありがたいことなんだなって。30になって改めて実感したかもしれない」
 
石谷「コロナ禍になって、ますます感じることですよね」
 
山下「そうそう。20代はひたすら無我夢中になって、目の前の仕事をやっていくしかなかったんです。
でもコロナ禍になってから、考え方をより客観的に、より俯瞰的に見られるようになりました。自分はいかに恵まれているなって感じることができました」
 
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───石谷さんの10年前、20歳を振り返ってみてどうでしたか?
 
石谷「怒涛でした。大学在学中にデビューして、群馬から東京まで通っていたんです。21時半に終電だから、アフレコが終わった後にすぐ帰らなきゃいけなくて……さらに学費を稼ぐために、バイトも3つ掛け持ちしていました。
大学行って、声優やって、バイトもやって、寝る時間がなかったんです」
 
───下積み時代、ご苦労されたんですね。
 
石谷「食べるものもなくて、群馬で野草を食べてたりした時代もありました(笑)……僕もその頃は、割とギラついてましたね。
そんな必死だった頃に、『これからは自分で舵取りをしていかなきゃダメだ』って思うようになってきました」
 
───といいますのは?
 
石谷「集団の力じゃなくて個の力が強い時代に変化しているから、自分で何か技能をつけなきゃダメだと思うようになったんです。だから、お芝居を続けるために必要なスキルにも目を向けるようになりました。
そうしたことが考えられるようになっただけでも、自分の20代は大きかったと思いますね」
 
───めちゃくちゃしっかりしてる若者ですね。
 
山下「行動に出られる人って強いよね」
 
 
■高校時代、ライトノベル賞で最終選考まで残った石谷さん……作家・石谷春貴先生が活躍した可能性も!?
 
───梨のとりこさんから
『御三方はもし、声優や作家をしていなかったら何の仕事をしていたと思いますか?また大人になってからやりたいと思った職業などあったら教えてください』
 
山下「石谷くんはトレーナーって言ってたよね」
 
石谷「ですね。トレーナーとかマッサージ師とか、あとはライトノベルも書いてみたかった。高校2年生の時に、某レーベルの大賞に送って、最終選考まで残ったんですよ」
 
山下・駱駝「おおー!スゲー!」
 
石谷「でも受験期だったんで、最終選考の時にデビューするかの確認で電話がかかってきて、ごめんなさいってお断りしちゃったんです」
 
駱駝さんの担当編集「それ、最終選考じゃなくて受賞していたんじゃないですか? デビューする意思があれば受賞できて、そうじゃないから別の人に移ったってパターンかなと」
 
石谷「そうなんですかね。最終選考のところで僕が学生ってことが分かってたので、『どうしますか?』って意思確認の電話が入りました」
 
山下「もしかして石谷くんが、ラノベ作家になっていた可能性があったかもしれない」
 
───逆に、駱駝さんが小説家になっていなかったら?
 
駱駝「普通にサラリーマンやってたんじゃないですか。もしくは消防士になってゲーム配信してたり」
 
───それ、副業禁止で怒られるやつですよね(笑)、山下さんはどうですか?
 
山下「よく訊かれる質問なんですけど、僕はマジで別の道を考えたことがなくて、声優ができなかったら路頭に迷って……ってくらいだったんですけど、めちゃめちゃ考えてみると、子供がすごい好きなんで、幼稚園とか保育園の先生とか?
でもすごく大変なお仕事だということは聞きますし、子供に接する仕事は良いなって、フワッと思ってますね」
 
 
■継続は力なり。頑張りすぎないことが番組継続の秘訣かも
 
─── ちえみさんから
『見た目も中身も年をとらない方法は何かありますか!? 皆さんが気を付けてること、何かありますか!?』
 
山下「この2人は筋トレって即答しそう(笑)。僕は、顔面になんか塗ったりするやつ」
 
石谷「乳液は大事ですね」
 
駱駝「俺も保湿やってる。前に番組で『DNAつけてる』って言ったけど……あっ!前半の質問の『最近の恥ずかしい話』ってそれにする、DHCをDNAと言い間違えたこと(笑)」
 
山下「あはは。最近流行ってるよね、韓国系の美容でヒト幹細胞培養液とか」
 
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───それはなんですか?
 
山下「赤ちゃんが生まれる時に、そういう細胞があるらしいんです」
 
石谷「回復力が早くなるんですよね」
 
───番組一周年迎えて、レギュラーのお二人の率直な感想は?
 
山下「すごいなって思いました……何で続いてるんだろう?」
 
一同笑
 
駱駝「俺も半年くらいで終わるかと思ってた(笑)、わざわざ登録してくれる人いるんだなって」
 
山下「しっかりダラダラ続いたなって。継続は力なりってよく言ったもので、力を入れないことが、意外と人を呼んだりするのかも。逆に頑張りすぎちゃうと、空回りしそうなところもあるんで」
 
駱駝「そうそう、気をつかうと疲れちゃうから。
もちろんお金をもらってる以上、観てくれた人に『良かった』って思わせたい気持ちがあるんです。
だけど、その気持ちが前に出すぎると、この番組で求めてるコンセプトとは違うものになってしまって、その塩梅が難しくなる」
 
───最後に石谷さんから、今日の放送を見ていただいた方へメッセージをお願いします。
 
石谷「ゆるっとしたい方が、ゆるっと見れる番組に参加できて、2人に温かく迎え入れてもらえて、楽しく過ごすことができました。
世の中はまだいろいろと大変だと思いますけど、この番組を見て『気張らなくていいんだ』って思えたら、それが一番いいことだと思います。
放送を見てくださって皆さん、ありがとうございました!」
 
番組本番、そしてインタビューから伝わる、石谷さんの爽やか好青年ぶりが印象的でした。
その裏側には20代の下積み経験や、読書家で自ら小説も書かれていたチャレンジング精神が凝縮されていて、自信に裏打ちされたお姿なのかなと。石谷さん、ぜひまた遊びに来て下さい!


(取材・文:かーずSP

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