声優の山下大輝さんと、この夏アニメ放映も控えているメディアミックスアイドルプロジェクトシャインポスト世界観設定・小説版を手掛けるライトノベル作家・駱駝さん。
お二人によるトークバラエティ番組「山下駱駝」が1月21日に一周年を迎えました!
記念すべき第14回目のゲストは、山下大輝さんとも多数のアニメで共演されている石谷春貴さん
 
石谷春貴さんは1月に『1st写真集 ひととき』を発売。そんな筋トレが趣味の石谷さんの指導で、山下さんと駱駝さんにトレーニングしてもらうコーナーも好評でした。
その様子は、チャンネル会員限定で【こちらからアーカイブ】でご覧いただけます。
 
「がんばらない」「やる気がないかもしれない」この番組が、こんなに超がんばったのは初めて!?
ここでは番組終了直後の3人にインタビュー……ですが、放送終了後のセブンイレブントークが面白かったので、まずはそこから!

(取材・文:かーずSP

 
■セブンイレブンの高タンパク質な惣菜が優秀すぎてヤバい件
 
番組が終了して楽屋へお邪魔しますと、駱駝さんがプロテインバーを食べてらっしゃいました。
 
駱駝「俺がプロテインをパクついてるのを『何食ってんだ。こいつ』みたいな顔して山下が見てるけど、ちょっと一口食ってみたら? クッキー感覚で食えるよ」
 
差し出されたプロテインバーを一口かじってみる山下さん。
 
山下「あ、美味しい」
 
駱駝「でしょ。これでタンパク質が15g入ってる」
 
石谷「筋トレしたあと、100gのタンパク質を摂取することが理想的です。お肉を食ってたら100gなんてすぐ超えますよ」
 
駱駝「最近の筋トレブーム、たぶんコロナで、みんなやることなかったからだと思うんだよ」
 
山下「1人で黙々とできるからね。そんな中、僕はウーバーイーツにハマるっていう(笑)」
 
駱駝「あはは。筋トレはお金もかからないし、もっというと食費が安くなるから、お金が浮く。鶏ムネ肉とか安いからさ」
 
石谷「豚肉や牛肉と比べて安いですよね」
 
駱駝「牛が250gで1000円くらい?だと思うんだけど、鶏肉は多分250gだったら200円とかからないレベル。とにかくムネ肉が安い」
 
石谷「手羽先も安いですよね」
 
山下「へーそうなんだ、手羽先好きだわー。今、僕の頭には『山ちゃん』しか浮かんでない(笑)」
 
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名古屋発祥の手羽先で有名なチェーン店『世界の山ちゃん』、全国のあちこちに支店があって、私も大好きなお店です!(世界の山ちゃん 店舗情報
 
石谷「鶏の手羽元はタンドリーチキンにしたら美味しいですよ。ヨーグルトを入れてスパイスを効かせた、インド風の料理」
 
山下「石谷くん、そんなの作れるの!? めちゃ料理の腕前がすごい!!」
 
駱駝「結局、カロリーを抑えつつ美味しいものを食べようとすると、たどり着くのは自分で料理することなんだよね(笑)」
 
山下「自分の求めてる食事を突き詰めると、自炊になるんだ」
 
石谷「自炊か、もしくは最近セブンイレブンが優秀ですよね。筋トレやってる人が開発部にいると思います」
 
駱駝「そう、あれは絶対わかってやっている(笑)、セブンイレブンのタンパク質はヤバい」
 
山下「セブンイレブンの茶碗蒸し、美味しいんだよなー。あれは夜、食べてもいいやつ?」
 
石谷「OKです。カロリーは130gくらいだと思います」
 
駱駝「あとセブンイレブンの『鮭とば』ってサケの干物、カロリーがクソ低いのに、ちゃんと鮭とばの味で、めちゃくちゃ良かった!」
 
石谷「あとチーズ入りチクワも100kcalないんで、夜食にもオススメですよ」
 
駱駝「豆腐バーもいいよね」
 
山下「あれは美味しいね!」
 
石谷「お腹が空いたら『たことブロッコリーバジルサラダ』を食べれば、92kcalでヘルシーです」
 
メイクさんお二人「「あれ美味しい!」」
 
山下「メイクさん2人も反応してる(笑)」
 
メイクさん「タコだからよく噛まないとダメなので、お腹いっぱいになりやすいんです。それとコールスローサラダもいいですね」
 
駱駝「俺たちの結論、セブンイレブンはホントにすごい! 筋トレやカロリーを気にする人向けに持っていった着眼点が凄い」
 
山下「筋肉を気にしてる人も、普通の人も、美味しいものが買えるよね」
 
石谷「たぶん筋トレしてない人は、セブンイレブンのヘルシーさに気づいていないと思う(笑)」
 
駱駝「俺も筋トレに目覚めるまでは気づいてなかったからね。今日は『たんぱく質が摂れる お肉たっぷり豚しゃぶサラダ』を食べて、あれも美味しい」
 
続いてご飯を食べる時のアドバイスも。
 
石谷「GI値を下げるんだったら白米を五穀米にして、キャベツとか食物繊維を多めに摂るといいですよ。
お腹の中で消化に時間がかかるから、糖を吸収する時間をなだらかにすることで太りにくくなります」
 
 
■現場で話しやすい雰囲気を作ることを心がけている
 
───はい、ではインタビュー開始します。今日の番組のご感想はいかがでしたか?
 
山下「石谷くんが来てくれて嬉しかったです!」
 
石谷「ゲストの話が来た瞬間、出ます!って即答でした(笑)
実際に出てみて、めちゃ楽しかったですねー。ゆるい雰囲気の中でいろんな話ができたし、こんなに番組の中で山下さんと話したことってなかなか無いね」
 
山下「そうだね」
 
───山下さんの、現場とは違う一面が見られましたか?
 
石谷「いえ、そのままですね(笑)。お互いに現場で自分を隠すタイプじゃないので。
現場の雰囲気が悪くなるのが嫌なので、僕自身が話しやすい空気を作りたいってのがあるから、アフレコ現場でも素の自分を出しています」
 
駱駝「それは大事!」
 
石谷「みんなで良い作品づくりをするために、気心の知れた人たちとコミュニケーション取りたいって気持ちがあります」
 
駱駝「『俺好き』の現場でも、そういう空気作りはけっこう意識していた。お互いに仲良くなっていた方が、遠慮せずに演技ができるようになるんですよ。
途中から参加された声優さんとか、まだアフレコに慣れてない方って、緊張して演技が萎縮しちゃうんです。
シンプルに緊張を取り除いてあげるためには、とにかく仲良くなって、何回ミスしてもいい、何をやってもいいって環境を提供してあげることが大事。
特に戸松遥さんは、俺の空気作りに乗っかってくれました(笑)」
 
山下「戸松さんは天才です(笑)」
 
駱駝「俺がそういう空気を出そうとしていることを察してくれて、『オッケー!』みたいな感じで乗っかってくれるから、めちゃくちゃありがたかったな」
 
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───駱駝さんについては、どのような印象でしたか?
 
石谷「初対面なんですが、なんだかんだで『山下駱駝』を見ていたから、よくしゃべる方だなって」
 
山下「そうでしょう?(笑)」
 
石谷「今日お話して改めて思ったんですが、駱駝さんは知識が深いんですよね。
クリエイター目線からアニメの構成とか、いろんなところに視野を広げて見ている人なので、今回お話できて嬉しかったですね」
 
───駱駝さんは今日の番組を振り返ってみて、どうでしたか?
 
駱駝「筋トレしたことと、石谷さんの写真集を見たことしか、マジで印象に残ってない(笑)
山下から『筋肉料理男子』ってLINEの返信が返ってきたのが石谷さんの前情報なんだけど(笑)、お会いしてみたら本当に丁寧に話してくれる良い方で、あと偶然にも筋トレとか共通の話題がたくさんあって、非常に盛り上がりました」
 
石谷「僕は読書も趣味なので、もっと駱駝さんと本の話も色々としたいなって。今この部屋にある本棚にも小説がたくさん並んでいて、あの中だと「階段島」シリーズとか大好きですね」
 
───数日前に、直木賞を獲った米澤穂信先生の黒牢城をTweetされていらっしゃいましたよね。
 
石谷「ミステリーとか好きなんですよ。『俺好き』も読んでいて、キャラクターの関係値を、1巻でよくあれだけまとめたなって思ってて!」
 
駱駝「まあ確かにあの1巻は芸術だからね。本当によくまとめたなって思う」
 
山下「自分で言う(笑)」
 
石谷「キャラクター同士の複雑な交差する思惑をよくまとめているなって、完成度の高さにビックリしちゃった」
 
駱駝「最終的に、みんなの裏を完璧につくサンちゃんの仕掛け、あれを閃いた時『これマジで天才だわ!』みたいな」
 
山下「自分の作品を誇れるのは良いことだよ(笑)」
 
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───石谷さんはライトノベルから一般文芸まで幅広く追いかけていらっしゃるんですね。他にもオススメがあれば教えて下さい。
 
石谷「僕のお勧めは円居挽(まどいばん)『ルヴォワール』シリーズや、京極夏彦全般も大好きです、『魍魎の匣』とか」
 
駱駝「『ルヴォワール』シリーズ面白いね、あと1巻完結なら『イニシエーション・ラブ』も良い!」
 
───ここからはメールにお答えいただきます、まずはファービーさんから
『以前、あまりにも寒すぎて布団から出れずちょっと遅刻気味になり、バタバタと仕事に行ったのですが、1日働き終え、大事なものを忘れていたことに気づきました。そう。ブラジャーです。
私服勤務なのですが、朝遅刻してしまいそうな焦りと、あまりの寒さにヒートテックを脱ぐのを忘れて、そのままニットを着込んで出てきてしまいました。みなさん、最近起きた恥ずかしい体験や、やっちゃったな〜みたいなことありますか??』
 
石谷「ブラ付け忘れるのはすごいですね(笑)」
 
山下「常にリラックスして仕事も行けているってことじゃないですか?」
 
駱駝「失敗……なんだろうな、本番で話した、うちの母ちゃんの140円エピソードしか思い浮かばない(笑)」
 
石谷「うちの母も、ガラケーからスマホに買い替えたらビデオ通話がわからなくて、『ここだよ、ここだよ、気づいて、気づいて』って呼びかけているうちに、そのまま切れちゃいました」
 
山下「えっ!? これお母さん失敗エピソードを披露する場なの?(笑)」
 
 
後編へ続く
(取材・文:かーずSP