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【第17回】山下大輝&駱駝スペシャルインタビューvol.1

2022/05/31 19:00 投稿

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声優の山下大輝さん、ライトノベル作家の駱駝さん。TVアニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」が生んだ名コンビによるトークバラエティ番組「山下駱駝 Season1」の最終回が5月10日19時から生放送されました。
 
番組のアーカイブは【こちら】からご覧いただけます。
 
その最終回の放送後、お二人にインタビューを実施。メールでお寄せいただいた質問に、可能なかぎりお答えいただきました!
 
2021年の1月10日からスタートした番組も、1年5ヶ月つづきました。楽しく、ゆるく、がんばらないかもしれない、癒やしの空間をみなさんと共有できたのではないでしょうか。
 
番組はいったん終了しますが、アーカイブ配信はこのまま残ります。
もしも特番がある時には、山下大輝さん、駱駝さん、電撃文庫のTwitterにて告知されます。フォローしていただき、チェックしていただければと思います。
 
そんなわけで山下駱駝First Seasonラストインタビューを開始します

(取材・文:かーずSP

 
■番組の名物コーナーだった「アニメ化企画」は、その後どうなった?
 
───最終回、豪華なおやつが盛り上がりました。
 
山下「ガトー・エシレ ナチュールがマジでバター! 口の中でバターが広がって、侵略される感じがすごくおいしかった……」
 
駱駝「ふらの雪どけチーズケーキも旨かったなー」
 
山下「そうそう!」
 
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───ももちゃんさんから、
「私のお気に入りはやっぱり第一回です♩
初回でまだ手探りの中、誰よりも早くメールをくださった三澤さん、サラッとガチ年収を暴露する駱駝さん、声優さんのお人柄の話や、大輝くんのメイク直し中に有料パートを始めちゃう駱駝さん、内田雄馬くんのアツい集英社などなど、たくさんの思い出と暴露と名言の生まれた第一回が、やはり原点にして頂点だなと思いました」
 
駱駝「覚えてます覚えてます、熱い集英社~、目の前にはオーシャン、みたいな歌詞(笑)」
 
山下「そう聞こえるっていう空耳!(笑) あれがもう、一年以上前なのね」
 
───ちなみに前半にやっていた『アニメ化計画』については、どうなったんですか?
 
駱駝「今は忙しすぎて全く触れられてないんですけど、そのうちブラッシュアップしたら、また山下を呼ぶから大丈夫(笑)」
 
山下「完全にデストロイされたわけではない?」
 
駱駝「ない。あくまでアイディアの1つとして生きてるんだけど、広げられる時間的な余裕がないんだよね。
たぶん6月まで『シャインポスト』で手いっぱいになっちゃうから、その後かな?」
 
───狼男ものってことは、女性向けコンテンツにチャレンジするということでしょうか?
 
駱駝「あのままだったら100%売れないから(笑)、あそこからいろいろなアレンジしなきゃいけない」
 
山下「『SPY×FAMILY』みたいにしよう!」
 
駱駝「流行ってるの?」
 
山下「うん。TikTokでも、アーニャになりきってる女の子をけっこう見るね。みんなアーニャになりたいのかな」
 
駱駝「みんなそういう目線で読んでるのか……」
 
山下「本来は違うよ。でもSNSではそういう跳ね方をしているね。お話も面白いからなー」
 
駱駝「俺も好きなマンガなんだけど、途中でダレなかった? スパイ要素がなくなったところで、ちょっと寂しくなった」
 
担当編集「僕はむしろ、そっちの方が好みです」
 
駱駝「たぶんそれがマンガ読みとラノベ読みの差で、話の進め方に好みがあるんですよ。ラノベって文字だけだから変化を求めるのに対して、マンガって絵があるから、変化のないスローライフでも許されるじゃん」
 
山下「なるほど、そうだね」
 
───こうした創作論、駱駝さんの担当編集・三木一馬さんがゲストに来られた時を思い出します。
 
山下「覚えてます。三木さんが指摘することが、めちゃめちゃ的確で分かりやすくて、第三者から聞いても、なるほどって納得できました。
編集さんって自分の主観だけじゃなくて、『誰かから見たら、こう見える』っていう風に、いろんな角度の目線をいっぱい持っている。
しかも、それを上手に説明できる手腕が、三木さんは超すごい! 間近で見てて、めちゃめちゃ面白かったですね」
 
───ご自身でも小説や作品を生み出したくなりましたか?
 
山下「いや、それはないです。僕は自分で物語を生み出すよりも、素敵な作品と出会いたい気持ちが強いんです。演者であり、ファンであり、そうした自分が面白い作品に出会って、出演したいなって気持ちがわくんです」
 
───また駱駝さん原作、山下さん主演のアニメが見られたら嬉しいです。
 
山下「お互いに役者人生と作家人生、まだまだ続きますからね。駱駝さんも『俺好き』でラブコメ書いて、『シャインポスト』ってアイドルものを書いて……でも、それで終わりじゃありませんから。
駱駝さんが次に、さらにその次に、どんな作品を書くんだろう。一ファンとして楽しみですね」
 
 
■山下さんが駱駝さんと話して、得られたもの
 
───るかさんから
「約1年半、この番組で色々なお話をされてきて、お互いに初めて知った一面などがありましたら教えてほしいです」
 
山下「駱駝さんといっぱい話すことで、別角度からの切り口を知って、なるほどって感心することが増えました。今の『SPY×FAMILY』もそうですが、自分と同じ作品を見ていても、駱駝さんの感想を聞くと『そこを見てたんだ!』って新鮮ですね。
それに原作者の目線って、僕ら声優にはわからない部分なので、そこを知ることができて視野が広がりました。
もちろん駱駝さん個人がそうだからといって、全員が全員そうじゃないんですけど、審査する側の人は『そこを見てるんだな』とか、一つの参考になりました」
 
───オーディションの話ですね。
 
山下「ええ。他にも制作側の悩みとか、駱駝さんから聞けました。
そういうのはふだん、僕ら声優には見せないようにしてくれているし、見せる必要もありません。僕らは僕らのフィールドで、僕らの仕事を全うする。制作の人たちは制作の人たちで、そのフィールドでがんばる。
そんな風にして現場が回っているということに、改めて気づけました」
 
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───あやりさんから
「私は休日に車でお出掛けするのが好きで、愛車のSUZUKIのラパンちゃんとドライブ行くのですが、お2人の愛車、またどんな車に乗ってみたいですか?」
 
駱駝「絶対ボルボ! 理由は頑丈だから。人生で一番嫌いな死に方が交通事故なので、交通事故でも死なない車がいい。
自分のミスで死ぬなら許せるんですよ。でも交通事故は相手の過失で死ぬからイヤ」
 
山下「事故ったら異世界転生するかもしれないよ?(笑)」
 
駱駝「いや無理だな、俺は異世界転生しても帰ってくる(笑)」
 
山下「転生したら、悪役令嬢になってるかもしれないよ?」
 
駱駝「だってスマホがないんだよ?しんどくない?」
 
───山下さんが乗りたい乗り物はなんですか?
 
山下「トーマスに乗ってみたい!」
 
駱駝「いきなり可愛くなった(笑)」
 
山下「あとドラゴンにも乗りたいです。ちっちゃい頃からそう思っていました」
 

■「山下駱駝」復活の鍵は、三澤紗千香さんにアリ?
 
───番組で読まれた、ちえみさんのメールで
「私は小学生の男の子2人の母親です。最近は2人の口喧嘩が多くて多くて…聞いてるこちらも疲れます。
お二人は、ご兄弟で、喧嘩したことありますか?エピソード聞かせて頂いて、この子育てを乗り切りたいと思います」
とありましたが、仲直りのさせ方ってありますか?
 
駱駝「時間がたてば仲直りするかもしれない。もしくは2人で仲良くしてた方が利益があるって二人にわからせれば、偽りでも仲良くする可能性が……」
 
山下「でもどうかな? 自分にとって相手が大事かどうか。『仲直りしたい?』って訊いてみて、したくないんだったら、無理にさせる必要もないんじゃないかな。
でも、これからもいっしょにゲームやりたいとか、仲直りしたいと思うんだったら、自分から謝る方がいいよね。謝れない子には、ならない方がいいかなと」
 
駱駝「それは間違いない。謝れない子には、ならない方がいいね」
 
───三澤紗千香さんの大ファンである、だんさんからもメールが届いております。
「個人的にいろいろといじってもらって、思い出深い番組になりました。ありがとうございました」
 
駱駝「どういたしまして(笑)」
 
山下「ありがとうございました!」
 
───「とはいえ、改編期関係でエアポケットのように、突然スケジュールに余裕があるタイミングなんかが出てくるかもれませんので、あとそうじゃなくても三澤さんのなにかのリリースタイミングとかで特番をやってくれる日を心待ちにしております」
 
山下「三澤さんのCDが発売されるので、『山下駱駝』を再開します! あははは! それ超おもしろい!」
 
駱駝「せめて山下のシングルが出るときにして(笑)」
 
山下「『この番組は三澤紗千香さんの提供でお送りします』ってクレジット出して、三澤さんからお金もらわなきゃ(笑)」
 
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■テニスがあったからこそ、「声優・山下大輝」が存在する!
 
───今日の最後にがんばって引いた きささんのメールですが、あの文面の続きがあります。
「また高校時代の思い出などありましたらお聞かせください! 番組の再開、心からお待ちします」とのことです。
 
山下「高校時代はこれと言って、何もせずにぐでぐでと過ごしてた記憶があるから、あまり明確な思い出が……。
学校が特殊だったから、通常イメージしている行事、文化祭で喫茶店とかお化け屋敷とか、全然できなかった」
 
山下「僕は部活三昧で、高校時代はがっつり部活部活テニステニスだったんで、その嫌なテニスから逃げることをずっと考えてました」
 
───辛かったんですね。
 
山下「テニスは父親から半ば強制的にやらされていましたので、楽しさはあったんですけど、どちらかというと義務感が強かったんです。だからこそ、こっちの業界への思いが、どんどん募っていきました。
なので今となっては、逆に良かったなって思います。テニスを押し付けられたことによって、こっちの業界への足がかりに、きっかけになりましたから」
 
───テニスがなかったら、声優の道に進まなかった可能性も……?
 
山下「絶対テニスやめてやるって思ってましたからね(笑)
でも得るものもたくさんありました。テニスクラブでも、おじさんおばさんが普通にいましたので、年上の人とのコミュニケーションができるようになりました。
礼儀がどれだけ大事か、上下関係や挨拶がいかに大事かっていうことを学べる良い機会だったんです」
 
───声優業界も上下関係が大事だと聞いていますから、今に活かされていますね。
 
山下「そうですね。あとテニスでメンタル的にもすごく鍛えられました。超追い詰められたからこそ、絶対に負けないぞ!っていう鋼のメンタルを手に入れられたんです。
それも、高校時代にあれだけ厳しくテニスをやってなかったら得られていなかったものです」
 
しんどかったり、つらかった経験もまた、今の糧になっている。山下さんから深イイ話を伺ったところで、次回へ続きます!
 
(取材・文:かーずSP

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