かこつです。 私のおすすめは「漢詩鑑賞事典」と「厄除け詩集」です! 中学時代に漢文、特に漢詩に魅了されて、教科書では飽き足らず図書館に借りに行った思い出の2冊です。 前者はとにかく集録されている漢文の量が多い、まさに読む事典です。 漢詩のルールの説明から、作者の説明、本文、訓読、口語訳、解釈まで。とにかく充実した内容になっています。その結果、事典と名の付く通りかなり分厚い本で、読破には時間を要します^^; おすすめは寝る前に、索引から気になった詩を1つか2つだけ読むこと。無理に順を追って全て読む必要はないと思います! 後者は「山椒魚」で有名な井伏鱒二さんの詩集です。個人的には彼の小説よりも詩、とくに詩訳が好きなので紹介させていただきました。 漢詩「勧酒」の最後の「(直訳)人生に別れはつきものだ」を「サヨナラだけが人生だ」と訳したのが有名ですね。この他にも表情豊かな詩訳・詩がありますし、こちらはかなり気軽にお読みいただけます! 規則の定められたものなのに、どこかやわらかな暖かさを感じたり、作者の孤独や哀愁がひしひし伝わるのが漢誌の魅力です。 未読でしたら是非!
チャンネルに入会
フォロー
チャンネルの主役は我々だ!
(ID:45283768)
かこつです。
私のおすすめは「漢詩鑑賞事典」と「厄除け詩集」です!
中学時代に漢文、特に漢詩に魅了されて、教科書では飽き足らず図書館に借りに行った思い出の2冊です。
前者はとにかく集録されている漢文の量が多い、まさに読む事典です。
漢詩のルールの説明から、作者の説明、本文、訓読、口語訳、解釈まで。とにかく充実した内容になっています。その結果、事典と名の付く通りかなり分厚い本で、読破には時間を要します^^;
おすすめは寝る前に、索引から気になった詩を1つか2つだけ読むこと。無理に順を追って全て読む必要はないと思います!
後者は「山椒魚」で有名な井伏鱒二さんの詩集です。個人的には彼の小説よりも詩、とくに詩訳が好きなので紹介させていただきました。
漢詩「勧酒」の最後の「(直訳)人生に別れはつきものだ」を「サヨナラだけが人生だ」と訳したのが有名ですね。この他にも表情豊かな詩訳・詩がありますし、こちらはかなり気軽にお読みいただけます!
規則の定められたものなのに、どこかやわらかな暖かさを感じたり、作者の孤独や哀愁がひしひし伝わるのが漢誌の魅力です。
未読でしたら是非!