かこつです！
本の整理お疲れ様でした～！

おすすめの本は桜庭一樹さんの「荒野」シリーズです！歴史系とかではなくてすみません。。
私が小学校高学年の時に出会った本なのですが高校生になった今でも大好きな作品なので是非オスマンさんにも読んでもらいたいなと思ったので紹介させていただきます。(ビブリオバトルした時を思い出しながら書いたのですが文がぐちゃぐちゃで分かりにくくなってます。すみません。)

これは鎌倉で恋愛小説家の父と家政婦さんと暮らす"山野内荒野"という女の子の12歳～16歳の4年間の日常を描いた三部作の小説です。
句読点が多めなのですがゆっくりとしたリズム感が読みやすくてスラスラと読むことができます。それに加えて情景描写や心情描写が繊細で感情移入がしやすく、心をギュッと締め付けられてるような気分になる所もありました。あとこの本は1度読むだけではなく、2回以上読んでもらいたいです。
恋心を知らなかった中学生の荒野が、恋って何？好きって何？と悩む所や、周りの人々の恋心。この本に出てくる"好き"という感情は私が読み取って感じたものよりもきっともっと深くて複雑なものなんだろな、と身に染みました。
ネタバレになるのが怖くて上手く紹介することが出来なかったのですが、とても甘酸っぱくてドロドロで、でもなぜか少し懐かしいような気持ちでいっぱいになるのでめちゃくちゃオススメっていうのが伝わっていると嬉しいです。良かったら読んでみてください。