かこつです。
麺類ですか…麺類を好んで食べようとしない私の友人は、麺を啜るのが出来なくて食べるのがその分遅くなるからラーメンとかは美味しくて好きやけど食べる行為自体嫌いと話してたことがあります。大先生の場合原因、というかなぜそうなっちゃったんでしょうね…,。あれ？なんだかロボロさんもゾムさんと同じくらいに怖がってません？？ラーメンは担々麺が好きです

かこつです！
私はうどんやパスタは人よりも早く完食してさらに消化も早くすぐお腹が空くのですがラーメンは何故か先生と同じです･･･
魚介の出汁のラーメン美味しいですよね！食べていたらうぷっとなりますが^^;
初めて読んだのが海底2万マイルって凄いですね！幼い頃難しいなあと思って読んでいました

大先生おはようございます、かこつです( ´ ω ` )
ラーメンって啜るの大変ですよね…
髪の毛落ちてこないか気にしたり…
あっさりラーメンに酢をどばどば入れて食べるのが好きです。

最初に読んだ小説はたぶん青木和雄のイソップという題のものでした。イソップ物語系の話かなぁと思いきや心に幾重もの傷を負った3人の子どもたちがそれを吐露していく(兄の事故死を受け入れられずに兄の服を着て学校に通う特異な雰囲気の女の子、へらっと笑顔でいることが多くても過去に母親の心中に連れ出されて母妹は亡くなり彼だけ生き残った男の子等々…)という展開に当時小4？5？だった私の胸は底からぐりっと抉られたのを覚えています。最終的には大人の手助けがあって心温まるような話だったと思うのですが…随分前に読んだきりなのでうろ覚えです。
今もそんな重めの話を読んだりしますが、成長するごとにエッセイとかラブストーリーなんかを読むことも多いです。
なんだか大先生のブログで改めて読んでみたいなぁと思ったので、死ぬほどいい女含め取寄せて読んでみようと思います。
長々と失礼いたしました。
どうぞ健やかな一日をお過ごしください( ˇωˇ )

かこつです。
私も麺より米派ですが特段麺が食べきれないということはなく、むしろ消化が早いので現在の生活環境には合ってないから積極的に食べない、というおそらく奇特なタイプですね···
初めて読んだ小説、思い出せないです。
物心つく前から親がたくさん絵本を読んでくれていたからか、昔から「本」自体が好きでたくさん読んでいたので「小説」だとどれが初めてか分からないですね···
ただ人生で一番初めに「印象が強く残った」本だと、森絵都さんの『宇宙のみなしご』でした。夜に「屋根に昇って」夜更かしのようなことをする、というのが当時の自分には未知の経験すぎて、憧れのような気持ちを抱いた覚えがあります。そのせいかは分かりませんが、今の私は夜更かし大好きな部分は確かにありますね(笑)
あと個人的に妙に印象深く残っている小説として、シドニィシェルダン『よく見る夢』があります。
女性というものの訳のわからなさで当時学生だった自分には理解が出来なかった作品なのですが、ぜひ鬱先生に読んでみてもらいたいなと思います。

おはようございます。大先生！

私は初めて読んだ小説を覚えてません。今は小説を読んでいるので、始まりがあったはずですが記憶がないですね。
人の記憶は結構あいまいな物ですねー
ただ、印象に残っている小説はあって、それが『夜と霧』という本でした。
ナチスドイツに捕まった人間の体験記のようなものですが、主人公のセリフの「いい人はみんな死んでしまった」が忘れられません。つまり…生き残った主人公も…と思わざるを得ません。

大先生、おはようございます。かこつです！
確かに、ラーメンって啜るの大変ですよね～
私は勿論、醤油ラーメンが好きです。
ロボロさん、食害しないって言ってたのに……笑笑

私の記憶に残っている中で、最初に読んだ小説は、「都会のトム&ソーヤ」だったと思います。
結構長い物語なのですが、一冊を一日で読み終えた記憶があります。
小５の頃に読んだ小説なので、中身もとても分かりやすく、内容は理解できました。
今では、色んな種類の小説を読むようになってます。
ミステリー、ホラー が主かもしれませんが。

次回も楽しみにしてます！

大先生かこつです。
私は小さい頃から結構本を読む子で、きちんとした小説を読んだのはおそらく小４の時に学校から借りた「七つの封印」というファンタジーな物語でしたね。
一つ一つは短いのですがなんせシリーズだったので読むのに時間がかかりましたが、とても面白かったです…
印象に残っている本は赤川次郎さんの「毒(ポイズン)」という本ですね、ミステリーなんですがこれもいい小説なので是非読んでみてください。

次回も楽しみにしています。

おはようございます、かこつです！
私は小さい頃から麺好きでして…でも食べるのは遅いです、ご飯の方が断然早く食べることができます笑

最初に読んだ小説は覚えてないのですが…印象に残っているのは『ねずみの騎士デスペローの物語』ですかね…。小３の夏休みクソ分厚い本を図書室から借りて一生懸命読みました。最近は『僕は君を殺せない』という小説を読みました。世界観と描写に引き込まれましたね～。私はあまり読書に触れずに来てしまったので最近本を読むようにしています、『死ぬほどいい女』探してみます！

おはようございます、かこつです

私は随分と小さい頃、それこそ記憶には残っていない頃から本をよく読んでいたので、最初がどれだったか、そもそもどこからを小説と呼んでいいものなのかがあまりピンと来ないのですが…うーん、恐らくハリー・ポッターですかね
小3から読み始めて小5で読破という長い長い戦いでしたが…笑

20にも満たないまだ短い人生ですがその中での1番好きな本といえば即答で、あさのあつこさんのNO.6です
中古でしたが中学時代に漫画小説共に揃えたくらいには好きですね
全体的に見ると綺麗事ばかりではないフィクションを好むのでしょうか笑
死ぬほどいい女探してみようかな…

次回のブロマガも楽しみにしてます

かこつです！
本は覚えている限り、初めて文字ばかりのをよんだのは小説ではないですが原田宗典さんの「こんなものを買った」というエッセイだったと思います。母の持ち物だったのですが、語り口のユニークさユーモラスさが面白く、本が好きになった一因だと思います。
ユーモラスな語り口は今でも大好きなのでやはり関係あるのかもしれませんね！

かこつです。私が初めて読んだ小説は『赤毛のアン』でした。たぶん。三年連続で読書感想文にするくらいには気に入っていたようで、それからも子供が主人公の話をよく読んでる気がします。

かこつです
私も麺類苦手で、半分くらいでお腹いっぱいになりそこからいつも、苦しみながら完食してます(^_^;)
米だと結構食べれるんですけどね…
ぜひロボロさんとの検証結果も聞きたいですね(。-∀-)
初めて読んだ小説…なんでしょうか？
恐らく山田悠介さんの「リアル鬼ごっこ」か、さくらももこさんの「あのころ」ですかね…
好みとしては、ミステリー系とかホラーチックなやつが好きです！！見ながらドキドキするのがたまらなくいいですよね(´∀`)
また鬱先生のオススメの本も読んでみたいと思います！！
それでは(･ω･)ﾉｼ

かこつです。私が一番最初に読んだのは、母の持ってた｢陰陽師/夢枕獏 著｣でした。ちょっと背伸びをしたくて読み始めたのですが、妖と陰陽師の独特な雰囲気・妖艶さ・日常にはない不可思議な現象に惹かれてその類の本を読み始めました。

お気に入りの本は｢魍魎の箱｣｢鉄鼠の檻｣といった京極夏彦著の本です。
なかなか厚みがあって内容も濃いので読み応えありますよ！

かこつです。
初めて読んだ、児童文学ではないきちんとした小説は恐らく『白夜行』だったと記憶しています。おおよそ小学生の読むものでは無かったように思います。
印象に残っている本、好きな本となると、小野不由美さんの『屍鬼』、北方謙三さんの『草莽枯れ行く』です。『屍鬼』は自分の好きなジャンルを決めた作品のように感じます。
『草莽枯れ行く』は時代小説ですが、作者が北方謙三さんなだけあって、ハードボイルド的な要素も含んでいて、個人的に非常に気に入っています。
次回のブロマガも楽しみにしています。

かこつです。
私は麺類大好きで、ラーメン屋でバイトするくらいにまで好きですので、麺類苦手って言ってる方の何が苦手かよくわかってなかったのですが、そういう方面での苦手もあるんだなと納得しました。

始めて読んだ本は恐らくハリーポッター、もしくはシートン動物記だったような気がします。思い返すと、それ以降は本当にあった動物のお話のシリーズや、ファンタジー小説を読む事が多くなりました。
個人的にイチオシしているのは、『精霊の守り人』や『獣の奏者』『鹿の王』等の作者である上橋菜穂子先生の著書、それと、海外の作品で『ウォーリアーズ』という猫が主人公のお話のシリーズですね。私の小学生の時期の八割がこのウォーリアーズで埋まってると言っても過言ではなく、今の性格の形成において非常に大きな影響を受けた作品です。

2周年記念生の時に、メンバーの皆さんで有名な文豪の著書を寸劇を踏まえて紹介していきたいと鬱先生が呟いていたのを私は忘れません。出なくてもいいですが、私は全裸待機しております。人間失格とか鬱先生似合いそうだなって思いながら聞いてました。

ダラダラと長文失礼致しました。

お疲れ様です！

麺類食べるのって確かに時間かかりますね、わかります。わたしは思いっきり啜るのが苦手で、更にお腹いっぱいになります。
一口目は美味しいんですけどね、、

初めて読んだ本は、本読みすぎて覚えてないのですが、児童向けファンタジーの、『泥棒の神様』という本未だに覚えてます。外国の方が書かれてた本です。
本って少なからず、人格形成に関わってますよねえ。

私が初めておばあちゃんに貰って読んだ小説というか児童文学作品なのですが、ミヒャエル・エンデの「モモ」という本です。
小さい頃読んだ時、この本も少し暗い話で最終的には児童文学ですのでいい終わり方をするのですが、そのストーリーというのは
主人公のモモという少し変わった女の子が盗まれた時間を時間泥棒から取り戻すというものがたりです。
この本は今でも好きで、一度貰った本を完全になくしてしまったのですが、新しく描い直して読み返すぐらいに良い話なのです。
それも、小さい時に読むのと成人してから読むのとストーリーの捉え方が違うことに気づかされる本なんですよ。
この本は子供はもちろん、大人の人にもオススメしたい一冊だと思ってるので、大先生にオススメします！
拙い長文失礼しました。

p.s,私も麺類食べるの遅いです。

かこつです。私もラーメンなら魚介系が好きです。
トンコツも好きですが、最近歳をとったせいかあまり脂っこいと食べている最中に気持ち悪くなってしまうことが発覚して残念でならないです。背油たっぷりにしたいのに。

初めて読んだ小説ですが、はるか昔の保育園児の頃から母親の銀行に付き合っては絵本を読み漁っていたくらい読書っ子だったので、正直何を初めに読んだのか覚えていません。でも所謂子供向けの日本昔話とか、グリム童話とか、アンデルセンとかはほぼ読んだと思います。子供向け解釈のぬるーいやつですが。
その中でも一番印象深いのは保育園のお遊戯会でナレーションを担当した『ネズミの嫁入り』ですね。小説と呼ぶのか疑問ではありますが。あの話の内容を今思い出してみると、「高望みしてみたところで結局は同じレベルの相手としか結婚できないんだよ」と教訓として言っているような気がして、なんとも夢のない世知辛い話だったんだなぁと（笑）
あとは小学校の図書館にあった旧約聖書や日本書紀などもその頃に読んでた記憶がありますね。こんなこと言っては何ですが、無宗教者だったので結構小説として面白かったです。今では大分忘れてしまっていますが……また読み直してみたいですね。
鬱先生のおすすめの『死ぬほどいい女』もなかなか面白そうな内容なので、ぜひ読ませていただきますね。

かこつです。私らあっさり系のスープがすきなので、塩ベースのラーメンばかり食べてます。バタートッピングするのが1番好きです。
ただ、食べ終わるのが早すぎて周りが終わるまで喋るかタバコ吸うかしてます。

初めて読んだ小説は、かなりの読書家だったのでほとんど覚えていませんが、無難に学校の図書室にあったウェブスターの「足長おじさん」かオルコットの「若草物語」だったと思います。
当時図書室の貸し出し履歴の用紙が1年間で2桁超えて、学年末に表彰されたことを今でも覚えてます（笑）

かこつです。ラーメンって食べるの遅いと麺が伸びて更にお腹にたまる悪循環で大変ですよね。つけ麺の方がまだマシかもしれないです。

私が初めて読んだ小説は、少年少女世界文学全集という分厚くて50巻くらいある古い本です。といっても、20巻くらいで力尽きて未だに制覇できていないのですが。古代編のギリシャ神話に始まり、イギリス編、アメリカ編と国別に有名な文学が続いています。最近FGOなんかで聞くような文学作品も盛りだくさんでしたね。
あの頃にガリバーやアリスやロビンソン・クルーソーにハマったおかげで、今も異世界冒険物が大好きです。もちろん異世界の主役は我々だ！も好みど真ん中ですね！

かこつです。
スガキヤお勧めします。ぜひソフトクリーム片手に食べていただきたいです。
1番最初覚えてないです(笑)記憶力さすがです。
最初ではないのですが、印象に残っているのは松浦理英子さんの親指Pの修行時代です！突然自分の足の親指が男性器になる話なんですけど面白かったです。死ぬほどいい女気になるので探してみます！

かこつです！
麺類ですかー、焼きそばならいくらでも…いや、2皿だな。
基本好きですけど、腰のないうどんとか細いうどんは苦手ですね讃岐大好き。
ラーメン最近食べに行ってませんねえ、道産子なのにこっちにきてる博多ラーメン？とんこつのが好きです。ばりきや さんですね。
あと近所にあるお爺ちゃんお婆ちゃんのやってる味噌ラーメンマジうまいです。

本は いやいやえん はれときどきぶた クレヨン王国シリーズ(幼女ではない) の記憶はありますね。
順に幼稚園くらいから小学生にかけて読んでいった記憶が。
クレヨン王国は意外と濃いというか、今でも楽しめる作品なのが凄いですね。

こんにちは

児童文学などでは無く小説として初めて読んだのは
親の本棚にあった[ジョニーは戦場へ行った]ですかね｡
…後悔しました ハイ｡
小学生が読むもんじゃなかった｡

かこつです。
麺類は結構お腹膨れますよね…！こってりしたものだと特に…。わたしは太麺が好きです。細麺だと食べるのに時間が掛かって面倒になってしまうんですよね…。
初めて読んだ本はもう記憶に無いですね…児童文学でないものだったら、多分湊かなえさんの『告白』でした。母から借りて休日に一気読みして、ラストにものすごく衝撃を受けた記憶があります。それ以来、ハッピーエンドではないミステリ物を好んで読むようになりました。やっぱり初めの印象って大きいんですかね…。
次回の更新も楽しみにしています！

お疲れ様です。
ラーメンは塩や醤油のあっさり系が好きですね。
年のせいもあって、おばちゃんにこってりは胃がもたれてしまって(笑)
しかし、よく初めて読んだ本を覚えてらっしゃいますね。
私も本が好きで、小さい頃は色々なのをよく読んでいましたが、初めては覚えていないですね･･･。
多分、多くの昔話を集めたヤツが1番古い記憶かもしれません。
次のブロマガも楽しみにしていますね！

かこつです
子どもの頃は家に篭って絵本ばかり読んでましたが…、小説となると「モモ」でしょうか？たまたま劇で観たので原作も…といった流れだったはず。でも好みは特にないですね。シチュエーション厨なのでなんでも読みます

かこつです！ラーメンかぁ、私は醤油ラーメンが好きですね。たまに昔ながらの屋台のラーメンが無性に食べたくなるんですよね笑
魚のラーメンが好きなら東京、千葉にある真鯛ラーメンなんか食べて見るといいですよ！
東京ないし千葉に行く機会がありましたらぜひ！
初めて読んだ小説は全く覚えていませんが、今でも印象に残っているのが綾辻行人さんの
Anotherですかね。グロテスク、ホラーが好きなので未だに何度も読み返したりしますね。

お疲れ様です。
小説ではないのですが、記憶にある中で初めて自分で読んだのは、シートン動物記の絵本ではないかと思います。
絵がリアルで可愛く、自分の動物好きはここから来てるのだろうとは思っていましたが、なるほど確かに「初めてだから影響を受けた」ということもあったのかも知れません。
面白いものですね。

かこつですー
初めての小説は｢星の王子さま｣だったかもしれないですねぇ…
でも最近は雑食も雑食で、今読み進めているのは感動系なのに最後に自分で買った本は中々にダークなもので、その前はラノベも読んでました。何があるかわからないですね。
ラーメンはなんでも好きです。バリバリの九州人なので濃いものをやはり選ぶ傾向がある気もしますが、塩など、もちろん魚介ベースの割と薄味なものも好きです。その中で1番オススメしたいのはミルクベースの、やはり濃いものですがカルボナーラですかね。

かこつです ！鬱先生は麺類苦手なんですね...私は城崎のカニラーメンがめちゃめちゃ美味しかったのを覚えています 。普通の味噌やラーメンも好きですけどやっぱり地域限定などの珍しいものを好みますね 。
海底二万里 ！初の小説でこれはレベルが高い気がします...。小学校の図書館にあった"ぼくら"シリーズが最初に出会った小説だったと思います 。よければ鬱先生の小説の選び方も聞きたいです、人によってまちまちなので 。ちなみに私は自分の出身地が舞台な小説や表紙のイラストで決めることが多いですね

かこつです。
私が初めて読んだ小説は、『蟹工船』と『人間失格』でした。当時の私には難しい内容でしたが、逆にそれが非常に魅力的であったと記憶しています。今でも、少し自分には難しい内容であろう小説を見ると読んでみたくなります。又、其れを読み終えることが出来た時大きな達成感を感じます。

かこつです。「読んだ」とはっきり言える記憶があるのは井上靖の「しろばんば」ですかねぇ。子ども向けの大きな本でゆっくり、辞書を引き引き読みました。
村ののどかな風景や、「そばがき」など、都会で育った私には分からない世界を想像しながら楽しんだ記憶があります。
現在、それは本よりも絵画や景色の好みに投映されている気がします。本はすっかり「楽しい」ものを探して読むようになりましたね。
日本人作家の描いた山や村の絵、或いは車窓から見える山とその合間に覗く町に惹かれます。敦賀行きの新快速の近江塩津のあたりの景色や、長野岐阜の空気感は大変好きです。

おはようございます。一年以上も前の記事に今さらのコメントですが、「死ぬほどいい女」読了しました。ラーメンは柚子塩味が最近美味しいです。

これは……物語の主人公のように、頭の中で違うことを同時並行で考えるようなお話ですね。右脳さんと左脳さんが全然違うことを主張して、まとめられないのも話とよく似ています。脳内で情報のバランスをとるのがちょっと難しいのですが、気がつけば一気に読み終えていて、とても楽しかったです。

タイトルの「死ぬほどいい女」ですが、鬱先生の仰るとおり、「死ぬほどいい女」は文中に一度たりとも出てきた気がしませんね。

英題が「a hell of a woman」、内容も加味して考えるなら、地獄、のようにいい女、傾城、傾国といった風に解釈すればよろしいのでしょうか。what the hellなんかと同じと思っていいのかな、この女に出会ったばかりに人生真っ逆さま、みたいな？などと、英語音痴的には考えていますが、全然違うかも知れません。違っていたら笑ってやって下さい。

自己憐憫と自己欺瞞、幼児的な万能感に溢れ、その一方で自己肯定感の死ぬほど欠如した主人公からすれば、例えどんな種類の女であろうとも、出会った時には全ての女が「俺だけの可愛い天使」でしかなくて、最終的にはどれもこれもが「俺の人生をダメにしたクソ女」にならざるを得なかったのでしょうが、まあ、小説ですからね。残念さを楽しむ小説で、ここを掘り下げるのは無粋ですね。ファムファタルは探すもんじゃなくて作るもんだと思います。
どんまい。

作中でお金を強請ってくる上司が「そんな考え方じゃ幸せになれない」というようなことを言っていましたが、書き手のせいで現実が霞んで見える文章の中で、あれが数少ない真実の内の一つのような気がします。
ただ、上司のような小狡い感じのキャラクターがそんないいこと言うことに、若干の違和感を感じざるを得ないのですが、それは私が日本人だからかも知れませんね。

あちらではよくある嫌味やからかいの言葉なのかも知れない、もしかしたら、主人公が思うほどには上司は悪い人じゃなかったのかも知れない……いやいや、いくら何でもそれはなしにして欲しいなあ。そこまでが虚構なんだとしたら、これまで読んできた内容のほとんどが主人公の妄想で終わってしまいそうです。それがノワールなんだと言われれば、反論のしようもないのですが。

これっぽっちも感情移入できない主人公のせいで、ただの一つも現実が見えない小説。これまで読んでこなかったタイプの小説で、とても面白かったです。ご紹介ありがとうございました。

それと、物語からは少し逸脱してしまうのですが、最後のシーン、主人公たちがクスリで楽しくハイになっている場面ですが、うん、人生捨てるの早すぎじゃね？と思わずにはいられませんでした。

ああいう人間の姿って、毎度ゴヤの我が子を食らうサトゥルヌスを連想するのですが、食べなきゃ死ぬから食べなきゃいけないんだ！（死んだらいいじゃん）って、その道を進むことしか考えられなくなっている人間の姿はただただ怖いだけですね。なにもそんな、人の祖先はみんな人殺しだっていうのに、死ぬしかない、クスリでもやるかって主人公の判断が早すぎる。

これが実験用の動物なら、哀れだとか惨めだとか、可哀想だとか色々考える余地もあるのですが、やはり同じ生物種だという認識のせいか、人間に対して同情だのなんだのが来るのは後になってからのことですね。人を食べているサトゥルヌスが怖いんじゃなくて、あれの頭の中がただただ怖い。脳の壊れた人の姿は、いつか来るかも知れない未来の自分を予知させるような気がするからでしょうか。

すごく端折りますが、人の測れる知的な能力などというものは、膨大な量の脳の機能や働きのほんの一部の基礎的な部分でしかありませんから、多少人と比べて算数や国語ができないからって、そんな簡単に「俺の脳なんか、ちょっとくらい壊れてもいいんだ！」って自分で自分を見捨てちゃうの、どうかなあと思います。

自分で潰してしまいさえしなければ、大抵の人には単なる記憶や理解を超えた、もはやこれ美しいよねっていう能力が備わっている、はずなんだけどなあ。そうでなければその系統が、ここまで生き残ってきた理由も意味も分からないですし。見つからないって言うんなら探したい。……うん、ものすごく色々と割愛してしまいました。意味不明でしたらごめんなさい。
「満足な豚であるよりも不満足な人間である方がいい」、その通りなんですが、現実は厳しいですね。満足なトントンさんは大好きです。

などなど、右脳さんは右脳さんでまた別の、愛（）だの恋だのについて考えているのですが、もうこのコメントも長くなってしまいましたし、人の読書感想文なんか読んで何が楽しいのって自分で自分のやってることにツッコまずにはいられないので自重します。

昔、ノワールというジャンルに手を出して酷い目に遭ったことがあり、もしかしたらトラウマものになるかも知れない内容の本を、中身も確認しないまま手元に置く気になれなくて、今回紹介して頂いた本を読むに当たって２つ向こうの図書館まで行って借りてきたのですが、本棚が森のように林立している中で、探していた本が見つかった時の感じって中々表現ができないですね。
しばらく行っていなかった所に足を運んで軽い迷子になり、人に助けられながら探していた本を抱えて帰る時にはとても幸せな気持ちでした。ご紹介本当にありがとうございました。