おはようございます、PLANETS編集部です。
今週から7月、いよいよ夏本番の季節となりますがいかがお過ごしでしょうか。
今朝は今週のDaily PLANETSで配信した4記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの配信の概要をご紹介します。
今週のハイライト
6/28(月)【連載】(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革〈リニューアル配信〉
第7回「私の働き方改革」を組織的に進めるための手法
(ほぼ)毎週月曜日は、大手文具メーカー・コクヨに勤めながら「働き方改革アドバイザー」として活躍する坂本崇博さんの好評連載「(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革」を大幅に加筆再構成してリニューアル配信しています。
実際に個々人の人生の充実につながる「私の働き方改革」を組織的に進めていくためには、どんなところから始めればよいのか。何かしようとするとすぐに「変わりたくない」ムードに覆われてしまいがちな日本企業の特徴をふまえつつ、「政治的」「論理的」「心理的」の3つのアプローチから、有効な改革推進の手法を筋道立てて提案します。
6/29(火)【連載】ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本社会の青春
第18回 ネット社会を予見させる「超能力」を描いていた『いつも美空』
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。
今回は、世紀の変わり目の短めの連載作品『いつも美空』を分析します。SF×時代劇だった『虹色とうがらし』に続き、超能力少女たちを主役に据えた異色のSF×現代活劇として、あだち充としては息抜き的に描かれたとされる本作。荒唐無稽な作風ながら、のちのネット社会の問題への洞察を孕んだその予見性とは?
6/30(水)【連載】男と×××
男 と 贈 り 物|井上敏樹
平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回は「贈り物」について。物を「贈る」ときには、その相手への理解度が問われているのだと敏樹先生は語ります。
「平成仮面ライダー」シリーズなどで知られる脚本家・井上敏樹先生による、初のエッセイ集『男と遊び』、好評発売中です! PLANETS公式オンラインストアでご購入いただくと、著者・井上敏樹が特撮ドラマ脚本家としての半生を振り返る特別インタビュー冊子『男と男たち』が付属します。 詳細・ご購入はこちらから。
7/1(木)【新連載】母と娘の物語
序章 父殺しは簡単だが母殺しは難しい?|三宅香帆
今月から、書評家の三宅香帆さんによる新連載がスタートしました。
国内のさまざまなフィクションで幾度も反復して描かれてきた「母」と「娘」の物語。しかしその膨大さとは裏腹に、これまでその物語に潜む本質を読み解こうとする行為は僅かでした。連載初回では、既存の「母娘問題」の議論をひもときつつ、これまで多くの物語で象徴的に論じられてきた「父殺し」との対比を通じて、「なぜ『母殺し』は難しいのか?」という問いを投げかけます。
これからの動画配信予定
7/6(火)19:30~遅いインターネット会議
これからの「里山」の話をしよう|井上岳一 × 太田直樹
現在PLANETSでは、「遅いインターネット」計画の一環として、評論家・宇野常寛が政治からサブカルチャー、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招きながら、世の中の流れと近すぎない、しかし離れすぎない中距離の問題設定で参加者と共に思考していくオンラインイベント「遅いインターネット会議」の生放送を(ほぼ)毎週火曜日の夜にお届けしています。
次回のテーマは「これからの『里山』の話をしよう」。
避けられない人口減少問題を前提に、政府の主導で持続可能な地方活性化の道をさぐる「地方創生」が時代のキーワードになってから7年。それは本質的には、高度成長期的な「均衡ある国土の発展」を諦め、大胆な発想転換で都市そのものを変えていくという選択に他なりません。しかし実際に地方創生の担い手の多くは、プチ東京化を目指すという発想からいまだに抜け出すことができずにいます。
そうした現状とシビアに向き合いながら、林野庁での制度デザインなどの経験を経て、人々のセーフティネットとしての里山を再発見し、そこに「山水郷」を見出すことで新たな自立共生のビジョンを提示する日本総合研究所の井上岳一さん、総務大臣補佐官として「テクノロジー×地方」の支援事業に携わり、テクノロジーを用いることでメガシティとは異なる空間を地方に構築する「風の谷」プロジェクトのメンバーも務めるNew Stories代表の太田直樹さんを迎え、この国で真の意味で地方創生を果たすための方策を考えます。
生放送のご視聴はこちらから。
それでは、よい週末をお過ごしください!
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