【相談文】
大学に進学したのを機会に「彼氏を作ろう」と思い、昨年の夏頃に私から告白して初めての彼氏ができました。
彼氏はサークルの同期で、理系男子です(私は文系です)。
特に問題もなく少し前に一年経ったのですが、未だにセックスしてません。
一度だけ一歩踏み出すことは踏み出したんですが、そのとき失敗してしまいもう三ヶ月以上何もしてません。
(失敗というのは彼氏がコンドームを付ける段階で萎えてしまった、ということがありました)
童貞処女カップルなんですが、私はもう二十歳を超えて処女を守る気もないので半年過ぎたらしてもいいなと思っていました。
しかしもう一年経ったのにその一回だけで何もありません。
自分から何もしないのも無責任かと思い、キスしたりとか、(私が一人暮らし、彼氏が実家生なので)たまに泊まりにきた時に直接「したいなー」と言ったりとかしたんですが、笑って流された?ような感じでした。
周りに同棲しているカップルがいる中、私は何をしてるんだろうと落ち込みます。
友人には「もう襲っちゃいなよー」と言われました。
真に受ける気はないですが、そうでもしない限り進展がなさそうな気もします。
直接「したい」と言ったのが駄目だったんでしょうか?
やっぱり誘われないということはそれだけ好かれていない、魅力がないということなんでしょうか?
それともコンドームをつける段階で萎えて失敗するって男性にとって結構ショックなんでしょうか?
彼氏と別れたいという気持ちはないんですが、私ばっかり気持ちが向いてるようで寂しいです。
ただ、私は草食系男子が好きで今の彼氏もまさに草食系!という感じなので、「しょうがないのかな」という気もします。
草食系な人が好きなのにそういう場面だけは普通な人がいいと思うのは自分でも勝手だと思います。
うしじまさん、「別れる」以外の具体的なアドバイスが欲しいです。
よろしくお願いします。
蔦谷 さん / 20歳 / 女性 / 大学生
【うしじまの回答】
(今回はゲストの小田原ドラゴンさんを交えての回答となります)
うしじま:
実際、どうなんですか?
コンドームをつける段階で萎えて失敗するのは、ショックな事なんですか?
小田原:
自分にとって?
うしじま:
はい。
小田原:
うーん、ショックといえばショックなんですけど。
でもそれは、ちゃんとした原因があってのことなんで。
自分としては「これはもう、しょうがないな」っていう感じですよね。
うしじま:
気にしない感じですか?
小田原:
うん、気にしない。
例えばこの女の人、この質問では、体型のこととかオッパイのサイズとか、そういう大事な情報が抜けているんですけど。
男としては、脱がして「さぁ、するぞ!」ってなった時に、
「…これ、ちょっと、なんか興奮しない体だなぁ」って。
「脱いだはいいけど、なんか面倒くさくなってきちゃったなぁ」って思うことがあって。
うしじま:
…とんでもないこと言ってますよ!
これはヤバい!
小田原:
いや、こういうのは あるんですよ。
「もういいから、早く服着たいかな」っていう。
うしじま:
はー、なるほど。
※イラスト:温井裕子
・・・
・・・
うしじま:
ヤバいですね。
そうだった可能性がある、と。
小田原:
あると思いますね。
で、この後も女の人は自分から「したい!」って言ったんでしょ?
うしじま:
はい。
小田原:
でも、なんか、かわされるわけでしょ?
うしじま:
そうですね。
小田原:
じゃあもう、この男の人はこの女の人の体では興奮しないっていうの、分かってるんですよ。
温井:
えぇー!? そうなんですか?
小田原:
別にしたくないから。
「話するのは楽しいけど、セックスとか もうそういうのは いいや。どうせ、ちんちん も勃たないし」っていうことだと思いますよ。
うしじま:
スゲェ!
これはヤバい回答が来ちゃいましたね。
・・・
うしじま:
でも私も、こんなふうに説得力がある感じで言われると「そうかな」と思ってしまう所もありますね。
だって「したいな」って言ってるんですよね。
別にしない理由がないっていうか。
温井:
童貞だから、AV見すぎて理想が高いんじゃないかな?
小田原:
それもありますよね。
AVって、“自分の理想の裸”って見れるじゃないですか。
でも、実際の彼女はそれとはもう、ほど遠いわけですよ。
で、そのAVで もうさんざんオナニーしてきてるのに、「今更これでは なぁ」という。
温井:
「今更これでは」…。
うしじま:
これはねぇ、なんとも言い難い回答でしたね。
…どうすれば いいんだー!?
・・・
小田原:
だからこの女の人は、もうセックスなしでいいんなら付き合って行けばいいと思いますけど。
たぶん、この男の人もセックスしないと思いますよ。
うしじま:
マジっすか!?
小田原:
はい。
だからその彼氏に、どういう体が好きなのか聞いてみて、そこに近づけるようなら、近づけて行けば いいんじゃないですかね。
うしじま:
いやぁ、巨乳になったりとかは難しいでしょうねぇ。
小田原:
いや、ムチムチな人が好きな場合は、女の人がムチムチになって。
で、ムチムチになったら ちょっとこの脇の部分の肉も出てくるじゃないですか。
で、男としては、脇の方をギュッとこうやって、「ここもオッパイとして巨乳でカウントしよう!」と。
「ムニムニムニって、こう、出来る!」って。
たぶん、この人は痩せてると思うんですよ。
僕は。
温井:
えっ、そうなんですか?
うしじま:
それは小田原さんの趣味の話じゃないんですか?(笑)
・・・
うしじま:
いやぁ、なるほどね。
「三か月以上」かぁ。
でも、三か月って別にたいしたことないよなぁ。
「キスしたり」って、どれぐらいキスしてるんですかね?
分かんないですけど、でもディープキスして何もなかったら、もう何もないんじゃないですかね?
という感じはします。
私の感覚的に。
とにかく、ただ普通にキスしてるだけだとしたら、何もなくて当然で。
ディープキスが、もし やんわりと拒絶されるようだったら、もう目はないとは思うんですけど。
うーん。
・・・
うしじま:
…あ!
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