実際、どうなんですか?
コンドームをつける段階で萎えて失敗するのは、ショックな事なんですか?
小田原:
自分にとって?
うしじま:
はい。
小田原:
うーん、ショックといえばショックなんですけど。
でもそれは、ちゃんとした原因があってのことなんで。
自分としては「これはもう、しょうがないな」っていう感じですよね。
うしじま:
気にしない感じですか?
小田原:
うん、気にしない。
例えばこの女の人、この質問では、体型のこととかオッパイのサイズとか、そういう大事な情報が抜けているんですけど。
男としては、脱がして「さぁ、するぞ!」ってなった時に、
「…これ、ちょっと、なんか興奮しない体だなぁ」って。
「脱いだはいいけど、なんか面倒くさくなってきちゃったなぁ」って思うことがあって。
うしじま:
…とんでもないこと言ってますよ!
これはヤバい!
小田原:
いや、こういうのは あるんですよ。
「もういいから、早く服着たいかな」っていう。
うしじま:
はー、なるほど。
※イラスト:温井裕子
・・・
うしじま:
ヤバいですね。
そうだった可能性がある、と。
小田原:
あると思いますね。
で、この後も女の人は自分から「したい!」って言ったんでしょ?
うしじま:
はい。
小田原:
でも、なんか、かわされるわけでしょ?
うしじま:
そうですね。
小田原:
じゃあもう、この男の人はこの女の人の体では興奮しないっていうの、分かってるんですよ。
温井:
えぇー!? そうなんですか?
小田原:
別にしたくないから。
「話するのは楽しいけど、セックスとか もうそういうのは いいや。どうせ、ちんちん も勃たないし」っていうことだと思いますよ。
うしじま:
スゲェ!
これはヤバい回答が来ちゃいましたね。
・・・
うしじま:
でも私も、こんなふうに説得力がある感じで言われると「そうかな」と思ってしまう所もありますね。
だって「したいな」って言ってるんですよね。
別にしない理由がないっていうか。
温井:
童貞だから、AV見すぎて理想が高いんじゃないかな?
小田原:
それもありますよね。
AVって、“自分の理想の裸”って見れるじゃないですか。
でも、実際の彼女はそれとはもう、ほど遠いわけですよ。
で、そのAVで もうさんざんオナニーしてきてるのに、「今更これでは なぁ」という。
温井:
「今更これでは」…。
うしじま:
これはねぇ、なんとも言い難い回答でしたね。
…どうすれば いいんだー!?
・・・
小田原:
だからこの女の人は、もうセックスなしでいいんなら付き合って行けばいいと思いますけど。
たぶん、この男の人もセックスしないと思いますよ。
うしじま:
マジっすか!?
小田原:
はい。
だからその彼氏に、どういう体が好きなのか聞いてみて、そこに近づけるようなら、近づけて行けば いいんじゃないですかね。
うしじま:
いやぁ、巨乳になったりとかは難しいでしょうねぇ。
小田原:
いや、ムチムチな人が好きな場合は、女の人がムチムチになって。
で、ムチムチになったら ちょっとこの脇の部分の肉も出てくるじゃないですか。
で、男としては、脇の方をギュッとこうやって、「ここもオッパイとして巨乳でカウントしよう!」と。
「ムニムニムニって、こう、出来る!」って。
たぶん、この人は痩せてると思うんですよ。
僕は。
温井:
えっ、そうなんですか?
うしじま:
それは小田原さんの趣味の話じゃないんですか?(笑)
・・・
うしじま:
いやぁ、なるほどね。
「三か月以上」かぁ。
でも、三か月って別にたいしたことないよなぁ。
「キスしたり」って、どれぐらいキスしてるんですかね?
分かんないですけど、でもディープキスして何もなかったら、もう何もないんじゃないですかね?
という感じはします。
私の感覚的に。
とにかく、ただ普通にキスしてるだけだとしたら、何もなくて当然で。
ディープキスが、もし やんわりと拒絶されるようだったら、もう目はないとは思うんですけど。
うーん。
・・・
うしじま:
…あ!
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