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ある俳優さんに恋をしてます。
私が付き合えるわけないのは重々承知なのですが、「この人となら生きていきたい!」と思える運命の人です。
顔がかっこいいと言うのもあるけれど、性格が私の求めるままでした。
周りに素敵な人がいないということもあり、許されるのならば0.00001%でも可能性があるなら、お付き合いしたい。
断られても、想いを伝えられらばそれでいい。
けど自分より可愛い人が同じ俳優さんを好きだと、一気に落ち込んでしまいます。
自分でも夢みたいなことを言っているのはわかっています。
でも、どうしようもなく大好きです。
こういった気持ちをどうすればいいでしょうか?
(匿名 さん / 28歳 女性 / 会社員)
【うしじまの回答】
(今回はゲストの鮭虎みる子さんを交えての回答になります)
うしじま:
うーん、難しいですね。
これさ、「声優とかアイドルとか、そういう人たちは、いったいどういう人と付き合っているのか?」を考えてみれば、おのずと付き合えるか付き合えないかがわかるはずなんですよ。
あの人たちは、職場の人間同士で付き合っています。
例えば、声優だったら、同じ声優さん。もしくは、自分の関わっている声優の仕事の関係者。もう、このルートしかありえないんです。
俳優だったら、制作側の監督とか、衣装だったリメイクだったりとか、自分に関わる人。もしくは、同じ俳優業をやってる人。基本は、こういう人としか付き合わないと私は思ってます。
なので、その人と、本当に、ちょっとでも可能性を増やしたいのであれば、その人が働いている周囲に就職するというのがベストアプローチかな、と。
みる子:
事務所とかの事務員とかで。
うしじま:
そう。
で、そういう時も「○○さんのファンです!」みたいなていで熱烈に事務所に入ろうとすると落とされる可能性が非常に高いので。
みる子:
そうですね。
うしじま:
そこはサラっと「こういう人材マネージメントにかねてから非常に興味がありまして、マネージャーとして現場のお手伝いがしたいです」といった感じで、マネージャーのようなスタッフとして入る。これがまず第1のルートですね。
で、第2のルートが、その人が関わっているであろうメインの仕事の会社に入る。
これはね、ハッキリ言って難易度高いですよ。会社を選んではいるということは、そこが一流企業だったりしたら入れないかもしれないから。
あとは、その俳優さんが好んでいるコンテンツに関わる。
これも、可能性はかなり低いんだけど。その俳優さんがかなりのマニアな場合、自分が好きな作品に関わっているスタッフのことも高く評価する傾向にあるから。
まご:
たしかに。
うしじま:
まあ、とにかく関係者! 彼の好きな作品の関係者になる。彼のやってる仕事の関係者になる。
これが、正統派なルートかな、と。
うしじま:
で、「断られても想いを伝えられればそれでいい」とか言ってますけど、まだ知り合ってもいないんだから、そんなことは考えなくてもいいでしょう。
「自分よりもかわいい人がその俳優さんを好きだったら」とか、これもどうでもいいでしょう。
「この気持ちをどうすればいいでしょうか?」ではなくて、もう少しね、自分なりに目標を立ててみてはどうでしょうか?
例えば、キチガイとしてではなく、きちんと認知される、とか。
みる子:
あー、「いつも現場に来てくれるあの人。良い人」みたいな。
うしじま:
そう。いつも作品を見て、まっとうに応援してくれてるファンであることを演出する。
ここで、「断られても想いを伝えられれば~!」とか気色悪い切羽詰まった気持ちが伝わると、「うわ、キモッ! ブロックはせんとしてもミュートかな?」とかになってしまうので。
みる子:
そこら辺は何も言わず。
うしじま:
例えば、「その俳優さんの何が良いのか?」「どこが魅力なのか?」といったことを作品別に毎回ナイスな感じのレビューを書ける能力があれば、最短ルートもあるかもしれない。
みる子:
「出てる番組を全部ツイートしてくれる」とか。
うしじま:
そうそうそう。そうやってWikipediaみたく全部の情報をまとめてアーカイブとして残してくれたりしたら誰だって一目置くよ。
うしじま:
みる子ちゃん的にはどう?
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