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【相談文】

 私は今年で40歳になる男です。
 信じてもらえないかもしれませんが、私は35歳の時点でセックス経験人数150人ほどでした。
 私はどんな形であれ男が女に金を貢ぐという行為に対して非常に嫌悪感を抱く性分でしたので、人生において風俗やキャバクラといった場所へ行ったことはなく、つまりはセックスした相手はすべて素人女性でした。
(ちなみに狙った相手とのセックスに持ち込むのが容易だったのは、自分のトーク力と、ツラの力だと思います)
 
 しかし、そんな私も35歳を過ぎてから徐々にセックスする機会が減り、今年40を迎えたわけですが、ここ三年ほどまったくモテなくなりました。
 仕事で知り合おうが、ナンパしようが、趣味の場で出会おうが、十代、二十代の若い子たちは誰も自分の誘いに乗ってくれなくなりました。
 確かに顔も老けたし、体重もここ数年で一気に5キロ以上増加しましたんで、若い頃の様な自信はもうありませんが、それでもまったくモテなくなってしまったことに情けなくなってきます。
 うしじまさんも「オッサンなんかとやりたくない」的な発言をしていたのを動画で見ました。情けないですが、私ももう若い子から見たら、ただのオッサンなんでしょう。
 
 うしじまさんは「オタクがモテるためには」という話はよくされてますが、オッサンが若い子にモテるためにはどうすればいいでしょうか?
 例えば、うしじまさんはどんな40代の男性ならセックスしてもいいかなと思えますか?
 
将軍 さん/40歳/男性/IT関係


 
【うしじまの回答】
(今回はゲストの岡本タブー郎さんを交えての回答となります)


うしじま:
 これ、自慢臭すごくないですか?


岡本:
 死ねよ、コイツ。
 ふざけやがって。


うしじま:
 めっちゃイラッとしますよね。
 でも、今はモテてないんですよ?


岡本:
 いや、あのね。
 最初からモテてないと思いますよ、こういう人は。


うしじま:
 でも、「150人とやった」って言ってますよ?


岡本:
 だからその150人とか。
 経験人数を数値化してることですよね。
「岡田斗司夫じゃねぇかよ、それ!」って話なんだよ。


うしじま:
 ああ、ちょっとちょっと!
 来ましたね、ブッ込みますね(笑)


岡本:
 いやもう、こんなことを言ってる時点で、この人もタカが知れてるというか。

・・・

うしじま:
 じゃあ、タブー郎さんはカウントとかしないんですか?
 数えたりとか。


岡本:
 カウントなんかしないでしょう?
 したことないです。
 「まぁ、だいたいコレぐらいなのかな?」みたいなのは、5年に1回ぐらいはありますけど。


うしじま:
 友達と、そういう話になったりしませんか?
 「正直な数を言ってみよう!」とか言って、名前をあげていったりとか。
 「何人!」とかって。


岡本:
 いやもう、記憶にないですね、本当に。
 大学生とか高校生レベルじゃないですか、それ。


うしじま:
 マジっすか?
 私も、そんな150人もヤったことねぇから。
 でも、150人もヤったら数えるかも。

 なんか、30人ぐらいを越えた時に「私って、結構すごいんじゃない?」とか思って。
 「もっともっと、高みを目指せるかも?」とか、
 「ハイスコアみたいに挑戦したい!」とかなって、数えるかもしんない。


岡本:
 ああ、いつから数え出したかが問題ですよね。


うしじま:
 スタジオに男性が結構居るんですけど、みんな数えた事ありますか?
 ヤった女の人数。


スタッフA:
 ないですね。


うしじま:
 あ、ない?
 ありますか?


スタッフB:
 少ないんで、覚えてる。


うしじま:
 少ないから覚えてる。

 ヤムアキさんは?
 あ、ヤムアキさんだけ名前出しちゃった。


スタッフ(ヤムアキ):
 なんかこう、いちいち数えなきゃいけないほどヤッてもないんで。


うしじま:
 だそうです。
 いいですね。いい回答ですね。
 こういうのがいいですよね。
 数えるまでもなく、もう覚えてるっていうか。

 それに比べても、こいつ、ムカつきますね(笑)

・・・

うしじま:
 どうすればいいですか、こいつ。
 でも、こいつに優しくしてやんなきゃいけないんです。


岡本:
 あ、優しくしなきゃいけないんですね。


うしじま:
 はい。
 優しく解答してあげてください。


岡本:
 すごい業が深いなと思ったのは、
 「十代、二十代の若い子たちは誰も誘いに乗ってくれない」ってとこなんですよね。

 この、40にもなって、十代、二十代に行ってるところに。


うしじま:
 闇を感じますね。


岡本:
 闇っていうかね、“復讐感”を感じるんですよ。
 すごく。

 だからたぶん、もっと若い頃は、モテてなかったんじゃないかと。


うしじま:
 あー。


岡本:
 「顔はよかった」って書いてますけど、
 顔はよかったから、大人になってお金稼げるようになって自信がちょっと付いて、
 それで遊びの方にバーッと走っちゃったかもしんないけど。

 でも、40になったらね、だいたい自分の年に近いところに行くでしょ?
 普通はね。


うしじま:
 わかる。


岡本:
 それを10も20もものすごく下に行くっていう人は、だいたい復讐心でやってると思いますね。


うしじま:
 なるほど。

・・・

岡本:
 まあでも、40になっても、モテる人はモテるじゃないですか。
 50になってもね。


うしじま:
 そうなんですよ。
 だから私ね、思ったんですけど。

 私が今まで会った、“顔にしか自信がない人”って、だいたい話がスゲーつまんないんですよ。
 で、女の人って、その人の年齢に合った面白さを求めてるんですよ。

 だから、35歳の人が、あんまり面白くなくて顔がカッコ良かったら、
 「まあ、この人はお金も持ってるし、キツくないぐらいは喋れるし、いいかな」って思ったりとかしても、
 40になると、「こいつ、40のくせに話も全然面白くねぇし、金持ってるったって、我慢できる限度ってのがあるだろ!」とか思って
 「このオッサンと話す価値なし!」とか考えちゃうと思うんですよ。

 そこだと思うんですよね、私は。


岡本:
 うん、そうですね。


うしじま:
 だから、「40歳が話してる」と思うと我慢できないぐらい話が面白くないんじゃないかと、私は思うんですよ。
 苦痛な感じで。

 「うしじまさんはどんな40代の男性ならセックスしてもいいかなと思えますか?」っていうことについては
 私は年上が好きなので、40歳はすごい若い部類なんですけど。

 まあ、基本的には仕事で成功してたり、偉そうにしなかったり、説教しなかったり、話をよく聞いて、女に有益なことを言う人。
 有益なことっていうのは説教じゃなくて、ムカつかない有益なアドバイスをしてくれるということですね。
 で、あとは清潔であることが重要だなと思ってます。

・・・

うしじま:
 あと、色々と自覚してることもあるじゃないですか。
 「ここ数年で5キロ以上増加した」とか。

 体重、戻してください。
 で、もしハゲてきてたら、プロペシアを飲んでください。

 とにかく、女はハゲが大嫌いなんですよ。
 やっぱハゲてない方がいいんですよね。残念ながら。

 最近、すごい髪がフサフサの50歳と、髪がちょっとハゲかけてる50歳と同席した時に、
 私は髪がフサフサの方に「○○さんはやっぱ、髪の毛がフサフサでいいですね! 若々しいですね!」とか言いたかったけど、
 隣にハゲてる人がいたから何も言えなかった。
 こういう気遣いもね、発生したりしてるんですよ!

 だから、そういう気遣いをなくさせる為にも、
 プロペシアを飲んで、リアップを付けて、髪を生やしてくださいよ。

 もしくは、ハゲを気にしないような髪型にするか。
 私、この人を「ハゲてる」って決め付けてるけど。

 あと私はさっき言いましたけど、私のさっき言った40でモテるじゃないかって人は、
さっき言った、仕事に成功してたりとか、偉そうにしないって言ったんですけど。

 私の重要度的には、まず一番重要なのが、「偉そうにしない」
 二番目に重要なのが、「話が面白い」
 三番目に重要なのが、「仕事で成功してる」
 四番目に重要なのが、「私にとって有益なことを言う」
 その次が、「清潔である」
 それで最後が、「説教をしない」です。

 これ、全部クリアできてるかどうか確認してもらうといいと思います。
 まあ大概の女はコレが守れてない男のこと大っ嫌いですから。

 どう思いますか?


岡本:
 なるほど、なるほど。
 結構、多いですね。


うしじま:
 多いですか?

「偉そうにしない」
「話が面白い」
「仕事で成功してる」
「有益なことを言う」
「清潔である」
「説教をしない」

 でも、「偉そうにしない」と「説教をしない」は結構似たようなとこにありますからね。
 で、「金」っていうのは仕事で成功してたら付いてくるから、別にどうでもいいじゃないですか。

 私的には「話が面白い」が重要だと思いますね。


岡本:
 なるほどなあ。

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※イラスト:温井裕子

・・・

うしじま:
 どうですか?
 タブー郎さんは、この人にムカついてばっかりで、
 この人がモテる為のアドバイスしてないじゃないですか。

 何かしてあげて下さいよ。


岡本:
 モテる方法ね。


うしじま:
 でも、コイツが十代、二十代からモテる日は、もう二度と来ないんですよ。
 すっげぇ、文章からつまんなそうだもん。


岡本:
 でも、そこが目的なんでしょう?
 十代、二十代が。


うしじま:
 そうなんですよ。


岡本:
 だから、ムリっす。


うしじま:
 そう。
 私が言ったことをできない、もしくは、それに相応しくないんだったら、マジムリ。


温井:
 たしかに、文章から、ちょっと偉そうにしそう的な雰囲気がありますね。


うしじま:
 そう!
 すげぇ、偉そうにしそう!


岡本:
 年の近い人に行ったらどうなんですかね?
 同世代とか。


うしじま:
 そんなババァとヤりたくないんでしょ。

 若いピチピチの、十代とか二十代の、はちきれんばかりの肌を味わいたいんですよ。
 この人は。


岡本:
 なるほどね。

・・・

岡本:
 じゃあ、あと10年かけて火野正平みたいになったらどうですかね?


うしじま:
 それ誰ですか?


岡本:
 自転車で日本全国を回ってるオジサンがいるんですけど。


うしじま:
 カッコイイんですか?


岡本:
 全然。
 あ、昔はカッコ良かったですけどね。


うしじま:
 どうなんですか?
 それ、十代とセックスしてるってウワサがあるんですか?


岡本:
 日本一モテる俳優なんですよ。


温井:
 へー。


うしじま:
 あ、知ってる知ってる!
 「付き合った女が、絶対に悪口言わない」っていう方ですね!

 私、岡田斗司夫さんが炎上した時に
 「火野正平は悪口を言われないのに」って引き合いに出されてるのを見て、それで知りました。
 「岡田さんは悪口言われるんだぁ」とか思って。


岡本:
 勉強になりますよ。
 NHKの『こころ旅』っていうのがあって、自転車で回ってるんですよ、火野正平が。
 で、街角で会ったオバチャンたちが、もう全員ハートの目をしてるんですよね。
 「火野さぁ~ん」みたいな感じで。


うしじま:
 マジっすか?


岡本:
 でも、それにも「ありがとね~」つって。
 外でおにぎり食ったりして、自然に振る舞ってるオジサンなんですよ。
 そんなに背も高くないし。うん。


うしじま:
 へー。

 だったら、この人は火野正平を目指すといいですよ。
 火野正平っていう人は、とにかくヤッた女から悪口を聞かないっていう稀有な存在らしいんで。


岡本:
 そう。それ、記事にしたことがあります。
 やっぱ、みんないい夢を見るんですよね。
 「あの人といた時間は幸せだった。ありがたい」みたいな。


うしじま:
 マジ? カッケー!
 そんなふうに言われたい。


岡本:
 火野正平って今いくつぐらいなのかな?
 もう60近いのかな。


スタッフ:
 66です。


岡本:
 そんなに行ってるの。


うしじま:
 40歳のこの人は、まだあと24年あるから、火野正平を目指したらどうですか?

・・・

うしじま:
 もう、40のオッサンが「トーク力とツラが原因でモテてたんだと思いますよ」とか
 イラッとするだけだから、考え直した方がいいですよ。


岡本:
 そうですね。


うしじま:
 「そこしかないのかよ!」って感じ、しますよね。
 しかも、「お前のトーク力、絶対たいしたことないだろ!」って、思わないですか?
 この文章から。


岡本:
 まさにその、今40ぐらいのアイドルの男性いるじゃないですか。
 「これから、どうするんだろうな?」と思いますよね。

 40までキレイな感じで来てるけど、だんだん、こう、老いが見えてくるから。
 本人も悩んでるはずなんですよね。今後、どうしていいか。


うしじま:
 結婚するんじゃないですか?
 普通に、付き合ってる女と。

 え? 違くて?
 そういうことじゃなくて?
 芸能人として、とか?


岡本:
 そうそうそうそう!
 悩みが深いような気がするんですよ。

 最近、結婚された福山さんとか。


うしじま:
 ああ、福山さんって闇深そうですか?


岡本:
 ウチの取材では、深い闇でしたね。