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【相談文】
 大学生の男です。
 気になっている年下の女の子がいます。
 
 その子からは、容姿や服装、香水の香り等をよく褒められます。
 誕生日になった瞬間にメールももらった時もありました。
 
 ですが、彼女には彼氏がおり、その上、関係も良好のようです。
 どういった心理で自分を褒めているのかわかりません。
 
 ただのお世辞なのでしょうか?
 うしじまさんの意見が聞きたいです。
 
【うしじまの回答】
※今回はゲストの鎌田紘子さん、岡田斗司夫さんを交えての会話形式での回答となります。

うしじま:
 これは、単にですね。
 まあ、なんとなくキープしておいて、「何かあった時に、あなたに乗り換えてもいいかなあ?」って思ってる。
 そういう事だと、私は思いますね。

 まず、勘違いされたくない人には、香りとかは褒めないですね。
 「いいにおい」とか。
 勘違いされる確立がアップしそうだから。

鎌田:
 これ、「どういう心理で~」って言ってるけど。

 でも、私、他人を褒める時に“どういった心理”とかなくて。
 普通に褒める要素がある人って、誰でも褒めると思うんですよ。

岡田:
 なるほど。

うしじま:
 ああでも確かに、私もカメラマンの満茶さんに「いいにおいしますね」って、言ったことがあるわ。
 何度も。

 別に気はないですけど、いいにおいしたから。
 そういえばそうだわ。別に気がなくても言ってるわ。

鎌田:
 そう。心理とか関係なくて。

 たとえば、温井さんだったら、「温井さんって、めっちゃカワイイ絵を描きますね!」って言うし。
 うしじまさんだったら、「うしじまさんって、体型も良くて、ブランドもすごいいいアイテムを作ってますね!」って言うし。
 岡田さんだったら、「岡田さんって、すごい、なんか、こう・・・」

岡田:
 ・・・無理すんな!

鎌田:
 無理してないです! 無理してないです!
 岡田さんも、そう、あるじゃないですか! 褒めるところは!

 そういう感じで、普通に褒めると思うんですよ。

うしじま:
 そうかぁ。

岡田:
 それは、あなたたち二人が、“プロの女”をやってるからであって。

鎌田:
 何それ?

岡田:
 いや、つまり「女だ!」って、商売してる人。
 例えば、芸人さんみたいな人たちって、しゃべりで他人を魅了する所があるでしょ?
 で、プロで女をやってる人は、見た目とか態度で、相手にある程度こちらを向かせないと、お商売が成立しないけども。

 この女の子が、そうかどうかは、わかんないよね。


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イラスト:温井裕子


うしじま:
 いやだから、単にね。
 私は、その女はこの男に、ある程度、気があると思うんですよ。

 で、別に彼氏がいても、他の男にコナかける事は全然あるから。
 ただ、それだけなんじゃないか? と思うんですけどね。

岡田:
 この人、容姿とか服装は、褒めようがある人なんでしょ?
 で、香水の香りどうって事は、つけてんでしょ?
 もう、だから、この段階で、この男の子は“70点以上”なんでしょ?

うしじま:
 ああ、レベル高いんでしょうね。

岡田:
 俺、これさ。
 なんか、モテ自慢じゃねぇかな? と思ったけどね。
 この男の。