12月30日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCで東京公演が開催中の西川貴教出演ミュージカル「サムシング・ロッテン!」。今回のブロマガでは、公演の開催を記念して、過去の取材の中から、ミュージカルに関する西川チャンの金言を振り返っていきます。
西川 今は「ヴェローナの二紳士」の一番最初の稽古が始まって1週間ちょっとで・・・「(内容について)半分触ったかな?」という感じ。稽古の進め方は演出家によって違うので一概にはいえないんだよね。
それぞれが台本を何度も何度も読み込んできて、全員で合わせるケースもあるけど、(「ヴェローナの二紳士」演出家の)宮本亜門さんは、ザザ~ッと2回くらいみんなで読み合わせをしたら、亜門さんがゴリゴリ触って直し始めるの。亜門さんが気になるところを、削って足して削って足して…毎回の稽古のたびに4ページくらい新しくなっちゃう。
だから、セリフを覚えていったとしても、次の稽古で台本を渡される時には「セリフ変わってます!」みたいな(笑)台本は全部で100ページくらいあるんだけど、アタマから全体で合わせながら少しずつ直していくから、古いものはどんどん捨てて忘れていかないといけないの。前日にどんだけ覚えていっても、現場で変わったら意味がない。
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