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いよいよ、東京公演がスタートした西川貴教出演ミュージカル「サムシング・ロッテン!」。今回は現代のヒットメーカー・福田雄一氏が手掛けるミュージカル作品ということで、各方面で大きな話題を集めています。

西川チャンが演じるのは、主人公の劇作家ニックのライバルであり、ルネサンス時代のスーパースター劇作家シェイクスピアという非常に重要な役どころ。今回のブロマガでは、相談コーナーをお休みして、公演直前に取材を行ったミニインタビューをお届けします!


 
いつどのタイミングでも勉強ができる

――今回は「サムシング・ロッテン!」についてお話を聞きたいなと!公開されるのはちょうど東京公演が始まった時期の予定です。

西川 まぁ~大変ではありますよ。うん、大変なのはそうですね。これは…毎回のことですがね。

――もちろんな話ですが、楽にこなせるようなことではないと。

西川 まぁ、いろいろやらせてもらうことは本当にありがたいことなんです。それは間違いなく。今までも色んな活動してきましたけど、舞台の仕事で新しく気づくことって今でもやっぱりあるわけで。いつどのタイミングでも勉強ができるということを実感するというかね。

――西川さんにとって、舞台やミュージカルなど演じる仕事は今でも新鮮なんですね。

西川 もちろん。何度やっても新鮮です。ただ、本当に…難しいなと感じることが多い。やっぱりそういう仕事は自分から「やりたい!」とか「やらせて欲しい!」って言って決まるものではないんだけど、その分、すごく吸収できる気がするんですよね。間に入ってくれたいろんな人の期待に応えたいって思うし。

――オファーしてくれた人の想像以上の結果を返したいというか。

西川 うん。ただ、実際はそんなことを考えている余裕もなく必死で打ち込むしかないんだけど。あとは、演じる仕事だからこそ気づかされることも多い。まだまだ知らない世界があるなとか、自分が見ていない世界を見せてもらっているなっていう気持ちになるんですよね。

――以前の取材で「一言にミュージカルといっても現場によってやり方が全然違う」とお話しされていましたが…「ZEROTOPIA」と「サムシング・ロッテン!」でもやはり全然違うのでしょうか?

西川 もう、全然違うね。だから「前にミュージカルをやったことがあるから大丈夫」とかそういうのはまったくないです。

――毎回、新人のような部分があると…

西川 いつも、真っ新な状態から取り組もうって気持ちはあります。ただ、これまでの経験が活かされないわけでもなくて。

例えば、前に演じた舞台を観てくれた方が次の舞台の仕事の話を持ってきてくれたり…出演した公演がキッカケとなって新しい話が舞い込んできたりとか…だから演じる時や稽古の現場では新人のような気持ちだけど、ちゃんと繋がっている部分もある。ありがたいことに、そういう舞台のオファーのお話が今すごくあって…もちろん全部ができるわけはないんだけど、嬉しいです。