なかなか知る機会のない独自のテーマについて学ぶ、月に一度の定時制高校「西川学園高等学校、略してN高!」。5回目のテーマは「刑務所」でした。今回のブロマガでは、授業を終えたばかりの西川チャンの感想トーク、さらに「放課後」で始動した新コーナーについてのお知らせをお届けします。
「刑務所」の授業を終えて…
――「西川学園高等学校、略してN高」(2/27配信)のテーマは「刑務所」。前々回の「性転換」とはまたまったく違う方向性の深さを持った内容でしたが…
西川 まぁ、やっぱりなかなか難しい部分もあったよね。講師をやってくれた中野瑠美先生のお話はすごく分かりやすかったんだけど、なんというか“専門用語”がちょいちょい出てくるからね(笑)
――そのあたりのことは、本編終了後の「放課後」でも話していましたね。
西川 うん。なんとなく会話の流れや文脈で意味を想像して聞いてたりするんだけど、ところどころ謎の物騒な言葉が出てきたりね。やっぱり生放送で時間に限りがあるから、毎回聞くわけにはいかないしね。だから理想としては一度収録したものを編集してテロップをつけて、言葉の説明と文字での情報を合わせてお届けできたらいいんだけど。
――内容としてはそのくらいの濃厚さかもしれませんね。
西川 そうだよね。ただ、なんだかよくわからない感じで勉強していくのがニコ生っぽさでもあるからね。そこら辺は難しいところかも。あんまりキッチリし過ぎてもね。
――放送でも言っていましたが、「自分とは関係のない世界の話」と思っている人がほとんどだと思いますけど、何かのボタンのかけ違いで、刑務所に入ってしまうことも…絶対に無いとは言い切れないですよね。
西川 故意に犯罪に手を染めるというだけじゃなく、知らないうちに罪を犯してしまったり、冤罪みたいなことも…100%無いとは言えないよね。どんな人だって「将来はいずれ刑務所に入ろう」みたいなことを思ってたわけじゃないし…。講師だった中野瑠美先生だって…小学校くらいまではすごく優等生で、将来の夢が「学校の先生」だったって言ってたしね。
――はい。そんな中野先生もその後は波乱万丈があり、45年の人生のうち、刑務所に入ったのが3回。トータルで12年を刑務所で過ごしたとのことでしたが…
西川 うん…。中野先生に関しては波乱万丈のレベルが凄すぎて、ちょっと本当に映画の中のような話だったよね。「中学生の時、遊びの感覚で覚醒剤」って…それって日本の話?って思っちゃうよね。
――映画やドラマでも、なかなか聞かないですよね。
西川 その後も、「16歳で妊娠・出産」、「3か月で離婚」、「18歳までに3人の息子を出産」とか…ちょっといろいろ密度が濃すぎるし、飛ばしすぎ…。先生が捕まった理由は1回目が覚醒剤、その後が偽造カード、そしてまた覚醒剤だったそうだけど…その間のエピソードひとつひとつの情報量が多くて頭の中で処理するのが大変だった…
――しかも、当初の台本は最終版の倍以上あったんですよ。番組スタッフが最初に取材したところから、かなり話題を削って…約1時間半にまとめたので。先生の半生や体験をじっくりと聞いていくだけでも、放送3回分くらいの量になってたと思います。
西川 実際そうだよね。「刑務所」っていうテーマであると同時に、先生の人生の話なわけだから…。今回のテーマは生活にすぐに役立てる情報とかじゃないし、常日頃から考えるような話題ではなかったかもしれないけど…絶対に自分の住んでいる世界とも繋がっているし…例えば、犯罪を犯してしまった人の更生支援とかっていうのは、もちろん社会全体が考えていくべきだと思う。
まぁ…今回もね。例えば「刑務所の中の写真は使えない」とかそういう事情もあったりね。取り扱うには簡単ではないテーマだったけど、やった意味はあったと思うし、これからも勉強し続けていきたいよね。
まぁ…今回もね。例えば「刑務所の中の写真は使えない」とかそういう事情もあったりね。取り扱うには簡単ではないテーマだったけど、やった意味はあったと思うし、これからも勉強し続けていきたいよね。
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