【性転換について復習しよう～前編～】ウラノミ!! ブロマガ 第202発目

決して学校では教えてくれないテーマについて学ぶ、月に一度の定時制高校「西川学園高等学校、略してN高！」。前回配信(1/30)のテーマは「性転換」でした。

性転換といえば、最近ではタレントのGENKINGさんが性適合手術により男性から女性になったニュースが話題になったばかり。かなり振り切ったテーマで保健体育の枠を大きく飛び越えたN高ならではの際どい内容でお送りしましたが、改めて「性転換」について復習して学力を伸ばしていきましょう！

---

LGBTとは？

今回は性のエキスパートとして、性転換手術によって女性へと変貌を遂げたKABA.ちゃんが生徒として出席！そして、これまで約700例の性別適合手術の経験をされたナグモクリニック名古屋院長、山口悟先生を講師にお迎えして授業が行われました。ようやくN高4回目の授業にして本物の”先生”が登場です。

【LGBT】

まずは、最近メディアでよく目にする「LGBT」について復習していきましょう。

これはセクシュアルマイノリティーの総称で、性的少数派の方たちをまとめて「LGBT」と呼んでいます。

L　レズビアン　　　　 女性を好きになる女性

G　ゲイ　　　　　　　 男性を好きになる男性

B　バイセクシュアル　 男女どちらも好きになる男女

T　トランスジェンダー 性別越境者

「LGB」までは馴染み深い単語だと思いますが、「T」のトランスジェンダーは聞き慣れない方が多いかもしれません。これは、自分の体が男だと思う、もしくは女だと思う、など、性の自認で分類されたもので、「性別は男性だけど体は女性(もしくはその逆」という方を指します。KABA.ちゃんはかつてゲイでしたが、現在はトランスジェンダー。性同一性障害といわれている方たちもトランスジェンダーに該当します。

講師の山口先生によると、LGBTに該当する方は、様々な統計がありますが7、8人に一人の割合で当てはまるそうで、意外と身近にいる存在です。それに気づかない若年の方も多数いるらしく、長年その悩みを抱えてる方もいるそうです。