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5/13、14にさいたまスーパーアリーナで開催された、T.M.R.デビュー20周年記念ライブ「T.M.R. LIVE REVOLUTION’17 -20th Anniversary FINAL-」。西川チャンをはじめ、会場を埋め尽くしたみなさんの想いが溢れた、忘れられない2日間となりました。節目のライブを終え、21年目を歩み始めた西川チャンが、先日(5/18)配信された「西川貴教のゲスノミ」で現在の心境を吐露。今週は、その特別編集版です!感動の2日間が再び蘇る‼


T.M.R-eへの想い 

西川「無事、20周年を完走することができました。みなさま誠にありがとうございました。さいたまでの二日間、20周年の締め括りだし、いろんなことをやりました。たった二日間しかできなかったので、ずっと温めていたものを二日間にぶち込んだら、あんな感じになったんですけど…これもひとつの通過点かなと。」

西川「まずはT.M.R-e。今までなかなかやる機会もなかったですし、今回は、京都交響楽団のみなさんの協力によって、キーボードの大島も含めて、今のバンドがいてくれることで、京響さんと色々話をして、短い『Suite Season』という、T.M.R-eとしてシングルリリースしたあの3曲(陽炎 -KAGEROH-/月虹 -GEKKOH-/雪幻 –winter dust-)と、プロローグとエピローグをもっと追求しようかと。

当時、本当はもっと描きたい世界があったんじゃないのかな、というのを追求する形で、僕たちでアレンジさせていただいて。プロローグとエピローグの前に、実は物語があったんじゃないかな、と。ビギニング的なものがあって、プロローグになって、『陽炎 -KAGEROH-』に繋がる、みたいなものとか……。組曲としてのありようっていうのを、もう一度ね……。

当時は描けなかった、心の中では『もっとこういうふうにしておけばよかったのに』と思っていたことを、なかなか言い出せなかった。それが時間が経って、今だからこそ、『本来曲っていうものは、こうあるべきなんじゃないか?』というのを、今一度みなさんに提案する形でプレイさせてもらったんですけど。歌ってみて感慨もひとしおでしたし、正直、込み上げてくるものがありました。リハで何が大変って、キーが高いとか技術的なものじゃなくて、もう、いろんな想いがありすぎて…実際、本番でも泣いてしまいました。」