ハフィントンポスト日本版の問題点はまだある。

朝日新聞がハフポストと提携した時点で、他の主要媒体、たとえばNHKや日経新聞の記者やジャーナリストは参加に二の足を踏むことになってしまった。

権威好きで、なんでも欲しがる朝日新聞の上層部の悪い癖がここでも出てしまったのだろう。

4年前、私は朝日の同じ幹部にハフポストなど米国のメディア事情を語った。その際の彼らの反応は無反応ではなく、ネットメディアに対する強烈な敵意だった。

ハフィントンポストのサイトを見せながらの説明中、忘れもしない彼らが吐いた言葉は次のようなものだった。