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「元少年A」は興奮し、逃げる文春記者を全速力で追ってきた! 命懸けのスクープ|ちょっと右よりですが・・・

2016/02/22 12:00 投稿

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  • 花田紀凱
  • 月刊WiLL

 『週刊新潮』(2月25日号)は「創刊60周年記念」号。表紙に金を使って華やかだ。


 「60周年特別ワイド」と銘打った「十干十二支一巡りの目撃者」13本。要は『新潮』誌面を彩った「あの人は今」。


 13本を読んでいると新潮社の天皇といわれ『週刊新潮』を創刊した故斎藤十一氏の「自らも含め、俗人が興味を持つのはカネと女と事件」というコンセプトが、今も脈々と生きていることがわかる。


 橋本大二郎、猪瀬直樹氏ら10人による「『週刊新潮』への祝辞と愚痴」もおもしろい。村西とおる氏(AV監督)の『新潮』評が秀逸。


 〈貴誌には何度かお世話になりましたが、ボッタクリの風俗嬢を抱えたヤリ手ババア、との印象を持っております。かかわったらロクなことにはならないが、声をかけられないと一人前とは認められない、の心です〉


 スクープとして「永田町の黒幕を埋めた『死刑囚』の告白」。


 オレンジ共済事件に関わり、国会で証人喚問を受けた男を監禁して殺した死刑囚の告白。おどろおどろしい話だが、いかにも古い。『週刊文春』が連発しているスクープのようなビビッドさに欠ける。


続きはこちら

産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より



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