清原和博が哀れでならない。
むろん、すべて本人の責任、悪いのは清原自身なのだけれど。
『週刊文春』(2月18日号)「本誌でしか読めない逮捕までの全真相 清原和博懺悔(ざんげ)告白」11ページ。
『週刊新潮』(2月18日号)「『清原和博』汚れたお薬手帳」9ページ。
『週刊朝日』(2・19)「覚醒剤地獄 墜(お)ちた番長清原」6ページ。
3誌、エピソードはかなりダブっているが、やはりいちばん充実しているのは2014年のスクープが逮捕につながった『文春』だ。
「『録音切れや!』 本誌スクープ記者恐怖の直撃体験」と題して、その時の取材で記者を恫喝(どうかつ)、ICレコーダーをへし折るシーンを再現しているが、なかなかの迫力。
鷲田康氏(ジャーナリスト)の寄稿「『長嶋茂雄になれなかった男』の悲劇」も読ませる。
〈「長嶋茂雄をやるのは大変なんですよ」--ミスターからこんな言葉を聞いたことがある。世の中が描き、願う「長嶋茂雄」であるために、どれほどこの男が自分を律し、努力を続けてきたのか。その重みを漏らした言葉だった。しかし、清原はその重みに耐えかねてしまった〉
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産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より
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