十一月二十八日、大阪市内にある八代目酒梅組本部を山口組幹部らが訪問した。酒梅組の南喜雅組長を司忍六代目が後見し、両団体は親戚関係にあるが、この日は、その南組長の六十一歳の誕生日で、そのお祝いに駆け付けたのだ。