―アメリカの刑務所に十年服役した男 チカーノ・KEI―
本誌で好評連載中「愛すべきチカーノ アメリカ刑務所の修羅場経験から得た男としての生き方」、KEIさんのビデオを公開しました。 ご覧ください。
プロフィール:KEI
1961年東京生まれ。ヤクザ時代にFBIのおとり捜査で捕まる。当時その刑務所に日本人はただ一人。徒党を組まず暴れまくるも、刑務所内で知り合ったチカーノと呼ばれるメキシコ系アメリカ人との交流によって人生における大切なものを学ぶ。2001年、12年8カ月という長い投獄生活を終え、帰国。投獄中に取得した精神カウンセラーの資格を生かし、05年、児童虐待(性的・暴力的)キャンペーンをテーマに無料相談を開始。カウンセリング活動を本格化していく。同時に全国各地の看護協会で講演活動を行う。09年、県内09年、東京都教育委員会の要請を受け都立南葛飾高校での特別授業を委任される。自らの出自を踏まえ青少年、少女との相互理解に寄与。10年にはレッドリボンプレゼンツ・厚生労働省、財団法人エイズ予防財団後援「HOMIE CHICANO FES」でチャリティーイベントを開催。前代未聞の業界最大規模イベント。国内外の有名アーティストを招致しより一般の方のチカーノカルチャーへの認知を深める。12年8月よりオンライン上で主に児童虐待に関する相談窓口を展開しているGood-Family(http://good-family.org/)がリニューアルオープン。同時に、九州支部としてGood-Homie(http://good-homie.com/)を立ち上げ。子供に関する相談以外も受け付け、幅広いトラブルの相談窓口になっている。チカーノスタイルブランド「HOMIE」(http://www.homie-japan.com/)の代表として現在、神奈川県平塚市にショップを持ち、ファッション、タトゥー、音楽などのカルチャーを幅広く発信している。ファッション、タトゥー、書籍、コンピレーションCD、DVD、映画などの幅広いプロデュースで、湧き上がるチカーノ・ブームの中心人物となっている。13年には自身が出演するドキュメンタリー映画が公開される。
●KEIの半生を描いた長編ドキュメンタリー映画
2013年公開予定。各映画祭にエントリー「チカーノになった日本人」
現在、KEIさんの半生を描いた長編ドキュメンタリー映画「チカーノになった日本人」(洋題:NEO KEI)の制作が2013年の公開(予定)に向け行われている。注目度も高く、既に米国内の映画祭など、各映画祭にもエントリーされている。詳細は近日掲載予定。〈製作チーム〉監督(Director):サカマキマサ(Masa Sakamaki)、プロデューサー(Producer):戸山剛(Tsuyoshi Toyama)、撮影監督(DoP):加藤哲宏(Tetsuhiro Kato)
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通信時報
通信時報編集部
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