自分は、
100年残る音楽に、なぜこだわるのか。
YOSHIKIが100年残る音楽を生むことを、なぜ喜び、誇りに思うのか。
やがて、心に柔らかい光が射した。
そして、音楽を仕事にしていることの幸せを深く感じた。
今回からしばらく「大切なこと」と「大切にしまってある記憶」を交互に織り交ぜながら、綴っていきたいと思う。
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しかし改めて考えると、それらを生んだ源はすべて、時代も国境も超える力を持った『オリジナル作品の音楽性』とそれを生んだ『YOSHIKIの音楽への想い』にあったことに気づく。
なにより、その作品が誰の真似でもなく、オリジナリティの塊だったからだ。
きっと真のオリジナル作品というのは、古くならないものなのだろう。
本当は僕は、X JAPAN、ひいてはYOSHIKIのようなアーティストが、日本にもっと多くいるべきだと思っている。
そもそも20才の僕が音楽業界に入ったのは、そういったアーティストが増えて欲しい、という想いからだったのだ。
でもYOSHIKIのように、強い音楽への想いから高い志を貫けるアーティストは、なかなかいなかった。
その理由を考えるより、YOSHIKIが他のアーティストよりも突出しているところを考えた方が早い。
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