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『歯車の塔のスカイノーツ』キャンペーン 第6話あらすじ

2017/06/12 15:56 投稿

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秋津洲からの帰り道の空路。
トベル、アンリエッテ、ストレスによる過食でデブったニュートの三人は、
鬼退治の際に受けた船体へのダメージを修理していた。
その時、船全体が不思議な蒸気―――"スチーマー・ゴースト"に包まれる。
そして"スチーマー・ゴースト"は、
三人にそれぞれ、バートニアン号にまつまる過去の記憶を思い出させる。

トベルは、ヴィクトリア空軍の元帥であるブラック・サンダースの子であった。
しかし、不吉の象徴である金の卵であったため捨てられてしまった。
しかしそれを、前団長ダイブイーグルが拾ってくれたのであった。
そのことを思いだしたトベルは、親の物である空軍のバッジを胸に、
一人静かに親への決別の想いを募らせた……。

デブ化したニュートは食堂で怠惰に過ごしていた。
そんな折、蒸気の幻影がキャプテン・ダイブイーグルとの出会いを思いださせてくれた。
奴隷商に売られようとした自分を助けてくれたこと。
それは、空賊としての誇りがあるからこそ……。
自身が見失っていた"誇り"を思いだしたニュートは、
自らの堕落した肉体を瞬時に燃焼させ、己に活を入れるのであった。

アンリエッテは格納庫で、超小型蒸気エンジンを見つける。
現代の科学力では到底及びもつかないその代物は、
かつてキャプテンがアンリエッテのために遺しておいてくれた物であった。
蒸気の幻影によりその事実を知ったアンリエッテは自作の機械仕掛けの羽にエンジンを取り付け、
長年の夢であった空を飛ぶことが出来るようになった。

忘れていた思い出も取り戻し、後は街に帰るだけ……。
しかし、待ち伏せていたかの如く、ヴィクトリア空軍のフリゲート艦隊が出現する。
まともにやりあっては勝ち目がない。
苦悩の末、老船員の勧めのままに、老船員を一人残して脱出する策を選んだ。

巨大な艦隊へ突撃するバートニアン号。
その勇姿が見せた最後の幻影は、キャプテン・ダイブイーグルが、
船に対し"バートニアン"(バードの羽を取り除いた者)と名付けた光景であった……。

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