>>46
あなたの触れている娯楽の殆どは営利事業の産物のはずなんですがそれは
そのジャンルが流行して『下手な』人がどんどん作るようになれば作品総数から見れば陳腐化するし、尖ったアイディアで切り込んできた人でもいつまでも新しいアイディアを提供できるとは限らない。営利目的に切り替えてつまんなくなるようなものは切り替えなくてもじきに消滅する。

コンテンツを産み出すのには多少なりとも工数がかかるのだから、何か面白いコンテンツがあってそれから収益が得られるような方向に上手く誘導できないと、どうしてもそのコンテンツは潰えてしまう。
営利を嫌う考え方は「ただ消費する」立場の人間独特の発想だよね。見てるだけだからそのジャンルが潰えれば別のところに移ればいいだけ。例えば（コミケ的な）同人誌界隈は、初期においては消費者≒生産者だったから、お金をやりとりする慣習が生まれた。作ってる人は制作にかかる費用（紙やインクはもちろん、時間だってコストだ）がわかるから、他人の作品を入手する時に当然のように対価を払おうとする。
この営利を嫌う集団が一定数存在するから日本はイノベーションが阻害されると俺は考えている。作り手側もそのせいで遠慮しちゃうもん。それで、何か革新的なアイディアがあってもオタクの内輪での盛り上がりで終わってしまう。これはとても勿体無い。