その中でも自分を自分でおしまいだと思うくらいに辛く思い詰めている君を少しでも楽にしてあげれればと思って、これをあげるね。
いじめと一口にいってもそれにあっていることを認めることさえ嫌な君にも読んで欲しいと思って、これをあげるね。
「なまえ」を取り返えそうね。
君を追い詰めてる人たちは、君のことをなんて呼んでいるのかな。その人たちは君の大切な「なまえ」を奪っていないかい?
なまえをとられてしまうと君は君でなくなったような悲しい気持ちになるよね。
嫌なあだなでよばれてないかな?
もし呼ばれていたら紙に書けるかな?無理しないでもいいよ。無理に書かなくてもいいよ。誰かにやってもらってもいいよ。
でもそれは君のものではないから、捨ててしまえるんだ。
紙に書くことができたら、それを破ってしまおうよ。土に埋めるのもいいよ。
君は君なんだ。
大切な親からもらった君の名前。それをかけるかい。声に出して言えるかい?
なまえを奪おうとする人たちは、君が君を大事にする気持ちまで奪おうとするように思えるだろうけど。
そんなことできないから。
空に輝く星の光を奪うことができないように、そんなことはできはしないから
深い海のさらに深い深いところにある美しい真珠を取り出すことなんかその人たちにはできないかた
安心してね。
なまえを取り返そうね。
それは、声に出してみれば、そんなに難しくはないよ。
君の好きな人に呼んでもらってもいいね。
一人じゃないからね。
誰かに苦しいということは、カッコ悪いことでもなければ、恥ずかしいことでもないよ。みんな、そうして生きているから。
君は君なんだ。大切な君なんだ。これを読んでくれた君は僕ともつながっているよ。見えない糸かもしれないけどつながれるんだ。
大丈夫。
一人じゃないからね。
見守っているからね。
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