「日本維新の会」と同名の政党が大阪で旗揚げされるというニュースに接しました。その政党の基礎となるローカルパーティー「大阪維新の会」代表の橋下徹市長から事情の説明についてのお電話をいただきました。

 私たち「日本維新の会」は政治団体として登録しており、意匠登録も済ませています。「大阪維新の会」の方は、公職選挙法上の政党となるためにその意味において法的には、クリアされていると思量しますが、「混同」が予想されることから困惑をしています。

 私が代表を務める「日本維新の会」は、国会議員139名が登録している政治団体で「地域主権改革」の実現を目的としています。

 橋下市長と私は「地域主権改革」など、国家の統治機構の改革でも志を共にして活動をして参りました。ただし、新自由主義を否定した09総選挙で民意を問い、政権にある民主党の私とでは、当然のことですが異なるところもいくつかあります。

 「混同」が「混乱」を生むことへの懸念は禁じ得ません。「大阪維新の会」が実際に政党化されるのは、まだ少し先のことのようですが、知恵を出し合って話し合いをもって円満に解決していきたいと思います。

「日本維新の会」の皆様には、ご心配をおかけして申し訳ありません。