JAEAの一者入札や落札率の高さが指摘されていますが、政府の行革事務局の中には調達改善に取り組んでいる班もあります。
政府全体で見ると一者入札になっている割合は件数ベースで14%から17%程度で推移してきています。
この割合をさらに引き下げようと、調達改善班の呼びかけにより、各省庁がいくつかの努力をしました。
まずは警察装備の入札の改善。
これまでは警察用のヘリコプターは一者しか応札がないことが多くありました。
要求されるスペックの中でヘリのスピードが時速300km弱となっていましたが、それがネックになっていました。
しかし、警察のヘリがそんなに速く飛ぶ必要があるのかと要求を時速230kmに下げたところ、3者が入札に参加するようになりました。
もう一つは公務員の健康診断です。
これまで23区内にある施設に限定していたものを片道一時間以内まで広げました。
一者入札は解消されましたが、健康診断
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