東京電力が、汚染水が海に流れ出ている可能性を昨年4月から知りながらずっと隠ぺいしてきた。

勝手に汚染水処理の定義を変更してみたり、問題を隠ぺいしてみたり、汚染水がコントロールされているとは全く言えない状況になっている。

今朝、自民党本部で開かれた会合の席上、経産省は、東京電力が汚染水処理の定義を変えて五月末と言ったこと、元の定義では来年度いっぱいかかる可能性があることを明言した。

それを受けて、これまで東京電力の発表をそのまま鵜呑みにしていたメディアの一部が、ようやく汚染水処理の定義が変えられたことを報道し始めた。

「経済産業省は24日、東京電力福島第1原子力発電所が保管する高濃度の汚染水の浄化を終える時期が2015年度中になるとの見通しを示した。従来は今年3月末としていたが、最長で1年延びる可能性がある。

 東電は福島第1原発の汚染水の浄化が終わる時期を3月末としていたが、作業の遅れで5