インターネットの発達で、ニッチなサービスに...。
KDDI(au)が電話番号「104」で提供している有料サービス「電話番号案内」が、6月1日より100円から200円へ値上げします。公式サイトにて告知されていました。
100円から200円ですので、一気に2倍となります。よく利用している方には、重い負担となりそうですね。
「電話番号案内」は、名前と住所、または業種から、電話番号を調べて案内してもらえるサービス。調べられる範囲は、ハローページに登録されている番号に限ります。
続く値上げ
この電話番号案内は、ドコモやソフトバンクでも提供しています。しかし、ドコモもこの4月1日より、100円から150円へ値上げを実施したところでした。
また、ソフトバンクでは、2013年より150円での提供となっています。
値上げの理由は、利用者の減少が大きい様子。インターネットの発達により、わざわざ音声電話で番号を調べる人が減ってきたのでしょう。
サービスの維持費は、各社にとって重い負担となっていたのでしょうね。
ネットの代替サービスを使おう
前述のとおり、「電話番号案内」利用者の減少は、インターネットの発達によるところが大きいようです。というわけで、「電話番号案内」よりも、ネットの代替サービスを利用しましょう。
なにせ、一回200円ですからね。2回利用すれば、牛丼が一杯食べられてしまいます。
普通に業種名と現在地で検索するだけでも良いですが、もっと便利なサービスも有ります。例えば、名前もそのままな「104.com」。
業種やシーン検索から電話番号を調べたり、その逆もできます。「電話番号案内」に近い感覚で使えるのではないでしょうか。
ただし、ネットで調べられるのは、法人の情報のみ。ハローページに乗っている個人の番号や住所は、ネット上ではどこにも公開されていません。
どうしても個人の番号を調べる必要のある方は、残念ながら紙をペラペラめくって調べるか、150~200円を払わないといけないようです。
サービスの需要が全くなくなることは、もうしばらくなさそうですね。ということは、数年したら、また値上がりしそうでもあります。
電話番号案内サービス料金改定について[KDDI via ITmedia Mobile]
Photo by Thinkstock/Getty Images
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