パソコンやタブレット、スマホを長時間使う人にとって、健康への影響も指摘されることがある「ブルーライト」は気になるキーワードですよね。まだ正確にはわかっていない部分も多いブルーライトですが、一般的にどのように言われているのかをまとめてみましょう。
ブルーライト=高エネルギー可視光線
ブルーライトと呼ばれるのは、380〜530ナノメートル波長を持ち、紫~青色にあたる光。エネルギーが強く網膜まで届くとされ、眼科の分野では「高エネルギー可視光線(HEV)」という別名もあるのだそう。
以前よりもこうした話題を耳にする機会が増えた背景には、液晶画面のバックライト等で、ブルーライト成分を多く含むLED(発光ダイオード)の利用が増加したことがあります。
人体にこんな影響がある、かも?
その性質上、網膜にダメージを与え加齢黄斑変性などの原因となるとも考えられているブルーライト。他にも人体に以下のような影響があるのではないかと言われていたり。
・疲れ目やドライアイの原因となる
・生体リズムが乱れ、睡眠の質に影響が出る
・目の疲れから肩凝りや腰痛に影響することも
これらの健康への影響については、まだはっきりとした因果関係はわかっていないとされています。しかし、どうしても目や体への負担が気になるという人は、各自できちんと調べて納得した上でブルーライト軽減メガネなどの対策アイテムを検討してみても良いでしょう。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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