Androidのスマホやタブレット、デジカメにパソコン等々...切手サイズでデータを保存できる『SDメモリーカード』の出番は非常に多いですよね。
でも性能によって細かな種類があるため、選ぶのには毎回ひと苦労。そこで今朝は「SDカードの名前と種類」について解説していきましょう。以下の3項目をおさえておけば、スッキリおぼえられますよ。
・サイズの大小(SD → miniSD → microSD)
・容量(SD < SDHC < SDXC)
・転送速度(◯倍速、クラス◯)
サイズと容量を一覧表でおぼえよう
SDメモリーカードの分類として、カード自体のサイズ、規格上の最大容量、そして転送速度の違いがあります。まず上の表では横軸で「サイズの大小」縦軸に「最大容量」をあらわしました。また、下の表はSD、SDHC、SDXC規格でのデータ保存容量をまとめたもの。
SD=2GBまで / SDHC=2GB〜32GB / SDXC=32GB〜2TB(テラバイト)
サイズはもっとも大きい切手サイズのSDカード(2グラム)から、以下miniSD(1グラム)、microSD(0.5グラム)の順に小さくなっていきます。
また、上のサイズに対応させるためのアダプターが用意されることもありますね。
転送速度は「クラス」「倍速」であらわす
カードのデータ転送速度は、主に『クラス(Class)』として表記され、上のようにClass 2、4、6、10といったものがあります。これらは数字が大きいほど転送速度が速く、例えばクラス10であれば「1秒間に10MBのデータを転送できる」ことを意味しているのです。
つまり「クラスの数字=1秒あたりに転送できるデータ量(メガバイト)」と考えればイメージしやすいですね。また「60倍速」のようにCDのデータ転送速度に対して何倍速かという表記法もありますが、こちらだと逆に想像するのが難しくなるかもしれません。
さらに、Class10の上には『ウルトラハイスピード(UHS)』という規格があります。
店頭でたくさんのSDカードが並んでいると、圧倒されて選べなくなってしまう人〜! これさえ読んでおけばもう心配は無用ですよ。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
Photo by Thinkstock/Getty Images、SD Association(英語サイト)