家族割りで購入したいですね。
米モトローラが、犬専用のスマートフォン「Scout 5000」(スカウト 5000)を発表しました。海外ニュースメディアのCNETが伝えています。
だいじなことなのでもう一度言いますが、犬専用です。太(ふとし)君専用でもなければ、シャア専用でもありません。イヌ専用です。
犬にスマホという「豚に真珠」に続くことわざかと思われたかもしれませんが、そこはさすがのモトローラ。飼い主にとって、役に立ってくれそうなガジェットとなっていました。
一体どのような商品なのか、簡単に見てみましょう。
スマホの機能盛りだくさん
スマホと言っても、私たち人間が使うスマホとは全く違う形状をしています。本記事冒頭の画像を見ていただければわかるように、首輪にくくりつける形式。
内部のGPSで迷子になっても現在地を調べたり、内蔵カメラで動画の撮影ができます。とはいえ、これだけなら今までにも、似たような製品がありました。
他にない特徴として、カメラの映像をスマホでストリーミング視聴(オンラインでリアルタイム再生)したり、スマホを通じて「スカウト 5000」から自分の声を再生したりできます。自分の声が聞こえないほど遠くに行ってしまっても、「待て」ができるのは便利かもしれません。
さらに、内蔵マイクで、遠くにいる犬の声も聞こえます。Wi-Fiにも接続できるということのですので、たしかにこれは「スマホ」と言ってよさそうですね。
価格は、一つ200ドル(2万円前後)となります。高機能なだけに、ペット用品としてはややお高い部類でしょうか。
家族ですから
さて、今の時代、スマホを一人一台持っているのは当然となってきました。家族全員スマホというご家庭も、少なくないでしょう。
しかし、家族の中に一人だけ、スマホを持っていない子がいませんか? そうです、犬です。
ペットを飼っている方は、みなすべからく「ペットは家族の一員である」と言います。そうですね、昔インコを買っていた筆者も、強くそう思います。
じゃあこれはもう、買ってあげるしかありませんよね。家族なんですから。一人一台なんですから。
これで、完全に全員がスマホを持ち、犬もほんとうの意味で家族の一員になれるわけですね。いやー、よかったよかった。カケホーダイプランのおかげで、通話もはかどります。
...飼い主の皆さんに怒られそうなので、このへんにしておきましょう。すみませんでした。
まだ日本での発売は未定ですが、きっとソフトバンクから発売されるのではないでしょうか。お父さん犬的に考えて。
なかなかユニークなこの商品、米国でブームを巻き起こせるのか注目な商品だと思いました。
His Master's VoIP: Connected dog collar keeps you in touch with your pet[CNET via ナリナリドットコム]