親を見て子は育つ。
親のスマホ・タブレット利用時間が長い家庭では、子供のスマホ・タブレット利用時間も増えていく傾向にあることがわかりました。セキュリティ企業のカスペルスキーの調査によります。
この調査は、幼稚園・保育園に通う1~6歳児の保護者を対象にとったアンケートの結果をまとめたもの。有効回答数は、1158件となっています。
本調査の2番め、「親の利用時間と子どもの利用時間の関係」を見ると、親のスマホ・タブレット利用時間が多いほど子供の利用時間も増えている事がわかります。2時間を超えると、また変わってくるようですが。
子供のスマホ・タブレット利用目的
同調査によると、全体での子供のスマホ・タブレット利用目的は、「写真や動画を見る・撮ること」が最も多くなっています。一方、2時間以上利用する子供は、「動画を見ること」、「ゲームで遊ぶこと」が大幅に増えています。
動画の視聴やゲームは、長時間利用につながりやすいようですね。
まずは自制から?
もしも今現在、「子供が毎日スマホやタブレットを使いたがりすぎて心配」と思っているのであれば、まずは自分の利用時間を制御するところから始めたほうが良いのかもしれません。それこそ、子供の前でだけでも構いませんので。
子供は、親の姿を見て育つもの。親が毎日熱心にスマホを利用していれば、子供もマネして使ってみたくなるものでしょう。
スマホ自体、動画が見れたりゲームができたりと、子供にとってはとてもおもしろいものに映るはず。ハマってしまえば、際限なく使い続けてしまうかもしれません。
子供にスマホを与えるべきかどうかは、いまだに議論が続いている分野です。子どもにどの程度スマホを与えるべきなのか、まだ正解はわかりませんが、やはり使い過ぎないようにしてあげるべきだと思いました。
【未就学児のスマートフォン利用調査結果】親のスマホ習慣が子どもの利用にも影響[カスペルスキー via iPhone Mania]