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ルールを守って、安全にご利用ください。

スマホで動かせるラジコンヘリ、「ドローン」が航空機に異常接近する例が急増しています。ITメディアのWIREDが伝えていました。

「ドローン」は米国を中心に流行してきており、主に写真・動画の撮影に使われています。今まで個人では難しかった、空中からの撮影ができる点が人気となっているようですよ。

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ドローン

しかし、利用者が増えるに連れ、ルールを守らない人も出てきてしまった様子。米国では2014年6月以降の半年間で、航空機への異常接近が25回、飛行制限区域でのパイロットによる目撃が175回も報告されています。

これらの異常接近事故の多くは、空港付近で起きているということです。危険ですね。

ドローン+セルフィー=「ドロニー」

前述のとおりドローンは、撮影のために使われることがほとんど。米国では自分撮りのことを「セルフィー」といいますが、ドローンでセルフィーすることを「ドロニー」なんて呼んだりするそうです。

ただ飛ばして遊べるだけだったら物好きな人のオモチャで終わったと思うのですが、自分撮りができるとなると話は別。「自撮り棒」が2014年最高の発明の一つに選ばれてしまうぐらいですし、欲しがる人が増えるのも仕方ないところでしょうか。

「自撮り棒」は2014年最高の発明品 米TIME誌が認定

ドローンで撮れる映像

とはいえ、実際にドローンを使うと、今までにない写真・動画が取れるのもまた事実。便利なことに、違いはありません。

こんなの見たことない! 空撮ドローンが花火の内側まで超接近【今日のショート動画】
現場の恐ろしさがありありと...丹波豪雨を無人航空機が撮影【今日のショート動画】

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SNSが広がるに連れて、いい写真を撮りたいという人が増えてきているように感じます。そんな人たちにとって、ドローンは最先端のアイテムとなっているのでしょう。

続々と新商品が

そんな人気のドローンだけに、新商品も次々と発表されています。例えば、CNETで紹介されていた、「ZANO」などもそうです。

ZANO

障害物を自動で避ける、利用者と一定の距離を保って付いて来る、離れすぎると自動的に戻ってくる...など、とても賢い機能が盛り込まれていました。

出資を募集していた「ZANO」ですが、すでに目標額の4倍近い額を集めることに成功。商品化が待たれています。

「ドローン」を使う際の注意点

では、実際に自分がドローンを使おうと思った時、どんな点に注意しなければならないのでしょうか。これに関しては、以下の記事をご覧ください。

航空法違反になることも!? ラジコンヘリで注意したいこと

日本の場合、誤った使い方をすると航空法違反になってしまう場合もあります。ルールを守って、正しくお使いください。


航空機へのドローン異常接近が頻発。「ドロニー」も流行[WIRED]
ZANO[KickStarter via CNET Japan]

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/12/drone-airplane-nearmiss.html