LINEをたくさん使ったり、スマホの便利な機能をいろいろ使っていくと、バッテリーが足りないと感じる場面は多いもの。そこでヘビーなスマホユーザーに愛用者が多いのが、持ち運べる外付けの『モバイルバッテリー』です。
今朝は、こうしたモバイルバッテリーを選ぶ際のコツをご紹介しましょう。容量や持ち運びやすさはもちろんのこと、出力の大きさやポート数もバッテリー選びの重要なポイントになりますよ。
一般的なユーザーなら大容量モデルは不要!?
まず、日常で職場や学校に行って帰ってくるだけの用途であれば、一般的なユーザーのスマホバッテリー残量が気になってくるのはだいたい夕方〜帰宅までの時間くらいでしょう。
現在ではスマホを何回分もフルチャージできる大容量のモバイルバッテリーも多くありますが、容量が大きくなればそのぶん重量が重くなるのがバッテリーの宿命。どうしても荷物が多くなってしまいます。
参考: USB出力機能付きポータブル電源(ソニー)
よほどのことがない限りは「フル充電1回分」程度の容量があれば十分と言えますし、日常の利用では、小容量スティックタイプの小型バッテリーがあれば無駄なくスマート。対応機種は限られるものの、ケース一体型のバッテリー(参考記事)も良いですね。
小容量モデルのメリット:
・日常利用にちょうどいいバッテリー容量
・かさばらずコンパクトなモデルが多い
流行の「大容量モデル」の使いどころ
とはいえ、ちかごろモバイルバッテリーの流行は大容量モデルです。やっぱり余裕あるバッテリー容量の安心感は、重量・サイズと引き換えにしても十分魅力的。スマホをデジカメ代わりに使ったり、GPSを多用したりすると、想像以上にバッテリー消費が多くなることがありますよね。そんな場面が多い旅行や出張でも、大容量バッテリーがあれば心強いはず。
参考: cheero Power Plus 2 10400mAh(cheero)
また、小容量モバイルバッテリーでは出力アンペア数が低いものが多いので、タブレットユーザーなら出力の大きい大容量タイプを選んだほうが良いという見方もできます。出力については意外と見落としがちなどで特に気をつけてチェックしましょう。スマホ+タブレット複数台持ちユーザーなら、USBポートの数が多いモデルも検討したいですね。
・旅行者や、複数端末持ちユーザーに適している
・出力が大きいモデルならタブレットでも使える
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・日常のスマホ利用なら小容量の軽量タイプがオススメ
・タブレットユーザー、旅行・出張なら大容量・高出力のタイプを
ということなのですね。スマホ本体だけでなく、モバイルバッテリーもスペックをしっかり把握して自分にベストマッチの一台を選びたいところ。なにかと外出の多い年末年始の前に、皆さんもおひとついかがですか?
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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