分かりやすく、便利になりました。
アンドロイドスマホの人気日本語入力アプリ、「Google 日本語入力」が更新されました。Googleの公式開発ブログにて告知されています。
本アプリはGoogleの検索能力を活かして作られており、固有名詞の変換が特に優れていると評判です。その他にも便利な機能が多く、多くのユーザーに使われていますよ。
今回の更新は変更点が多く、バージョンの数字も1.xから2.xに上がりました。自分のスマホのアプリが更新されているかどうかは、アプリ情報からアイコンを見ればすぐに分かります。
右側のアイコンになっていたら、すでに新しいバージョンです。左のアイコンが表示されていたら古いバージョンですので、「Google Play」から更新しましょう。
今回の更新では、一体どのように変わったのでしょうか。簡単にご紹介いたしましょう。
マテリアルデザインに対応
今回より新しく、「マテリアルデザイン」という新デザインのキーボードが使えるようになりました。どのようなものなのか、従来のデザインと比べてみましょう。
黒を基調としたデザインもあります。
ご覧のとおり、全体的に色が統一されました。ただし、区切りの線や色分けがなくなったため、見づらいと感じる人もいるかもしれません。
そういう人には、ちゃんと従来通りのデザインもありますのでご安心ください。なお、従来のデザインも少し変わりましたので、こちらも比較を作成してみました。
ここで注目なのが、数字キーボードの位置が変わったことです。記号キーボードの位置に移動していますので、ご注意ください。
なお、マテリアルデザインを使うには、本体の設定→言語とキーボード→Google日本語入力の設定→キーボードテーマの選択と進んでください。
改善点
続いて、入力に関して、改善・変更された重要な点をご紹介いたします。
■ 記号割り当て
まず、ケータイ配列のフリック入力で日本語を入力するとき、カッコや「~」「...」などが空いている文字に割り当てられました。
特に、使用頻度の高い記号が割り当てられたようです。これは便利ですね。
■ フリック変換
次に、ケータイ配列・フリック有効設定で英字を入力する場合、下フリックで数字が入力できるようになりました。わざわざ数字キーボードに切り替える手間が省けます。
また、キーボード入力で英字を入力する場合は、下フリックで大文字に変換できるようになりました。
また、最上段の文字を上フリック、または長押しで数字が入力できます。
記号や数字など、今までは入力が面倒だった文字が楽に入れられるようになりましたね。これは助かります。
その他にも、細かい変更点や、アンドロイドOS「5.0 ロリポップ」でのみ使える機能なども追加されています。詳細は、Googleの公式開発ブログをご覧ください。
最初は見た目の変化だけかと思ったのですが、今まで以上にかゆいところに手が届く変更点がたくさんありました。ますます便利になったと思います。
Android 版 Google 日本語入力をアップデートしました。(2.16.1968.3)[Google Developer Japan Blog via Engadget Japanese]
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