『三國志2』と聞いて、0.05秒で「懐かしい!!」といってしまった方や、歴史SLGの好きなauスマートパスユーザーなら、ダウンロード必須かもしれません。
ちょっと調べてみたら、オリジナルのPC版『三國志II』の発売年は1989年でした。
――なんだか、「懐かしい」と思えない人のほうが多い気もしてきたので、どのようなゲームかすこしコメントしますと、『三國志2』は三國志の英雄となり、内政、軍事、外交といったコマンドを配下武将に命令して中国統一を目指すゲームです。
アクション性は皆無で、ひたすら頭を使う、シブくて楽しいゲームです。が、コマンドを出して、結果を確認して、またコマンド......という繰り返しでゲームが進行するので、すこし時間がかかるという特長もあります。
そのため、これがスマホでできる意義は大きいです。パソコンでやっていたら引きこもりになってしまいますが、出先で空き時間にプレイできるのでその心配がないからです。
さっそく、ダウンロードしてゲームをスタートしてみました。
見やすくて、操作しやすい
起動すると、グラフィックスがオリジナルからは進化していることや、武将の寿命が選べるようになっていたりと、ちょっと仕様が変わっていることに気づかされます。名前が「II」から「2」になっているのもそういった理由かもしれません。
プレイ前、画面が小さなiPhoneだと地図とかタップしにくいのでは? などと心配していましたが、地図上でピンチアウト(指2本を広げる操作)すると(1)、拡大できるので大丈夫でした(2)。コマンド類もコンパクトにまとまっていてボタン類も押しやすく、片手プレイも可能です。これもポイント高いと思いました。
ちょっとハードル高いけど、おトク感あり
ですが、ちょっとプレイしてみると、やり方がわからなくなる場面もちらほら。ヘルプを見ようと思っても、これが軍師からのコメントのみという硬派仕様......。ちょっとハードルは高いです。
検索したり、コーエーのコミュニティサイトなどを利用して進めることになりそうです。コミュニティサイトは、ゲームのメニューで「What's Hot」をタップすると開けます。
ゲーム以外にもおトク要素がありました。それが「三國志辞典」。「武将列伝」や「宝物庫」、「用語辞典」など読ませるコンテンツが豊富にあり、楽しめます。とくに「武将列伝」はコンパクトに武将情報がまとまっていて、左右へのスワイプでサクサク読み進められる電子書籍という趣でした。
auスマートパスのユーザーなら気楽にアプリを利用できるので、時間のあるときに「三國志辞典」を読み進めて歴史ロマンに浸るのも楽しそうです。燃えてきたら、即、中国統一目指してゲームスタートです!!
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