一見和気あいあいとしてるように見えても...?
職場に関する悩みを抱えている女性は、男性の2倍以上いることが分かりました。日本産業カウンセラー協会の調査によります(リンク先PDF)。
これは、「世界自殺予防デー」(9月10日)にあわせて開設された、「働く人の電話相談室」の相談内容を集計したもの。のべ628人、計1,025件の相談が寄せられました。
この集計によると、職場の悩みを抱えている女性は、男性の2倍以上に及ぶという結果に。具体的には、男性から寄せられた相談が105件だったのに対して、女性からは238件寄せられました。
これは、少々意外な結果ではないでしょうか。職場に悩みを抱える女性が、そこまで極端に多いとは思っていませんでした。
同僚との人間関係
これだけ女性が極端に多いということは、そんなに世の中セクハラがはびこっているのか...と思いきや、そんなことはありませんでした。寄せられた相談内容で最も多かったものは、人間関係だったのです。
なるほど、上司との折り合いが悪いのか...と思ったらそれも違いまして、悩みの対象は上司ではなく同僚が最も多くなっていました。
こ、これはつまり、同僚の女性同士で険悪になっているケースがとても多いということなのでしょうか。表向きには仲良さそうにやっていても、見えないところではお互いの足をグリグリ踏み合っているのかもしれません。興奮してきました。
悩める女性が多いとあれば、助けてやりたくなるというのが人情というものです。しかし、同僚との悩みとなってくると、第三者が手を差し伸べられる領域ではないのかもしれません。
女性たちが裏でどんなバトルを繰り広げているのか、知りたいような、知りたくないような、そんな気分になる調査結果でございました。
「働く人の電話相談室」相談件数と相談内容(2014年10月24日)[日本産業カウンセラー協会 via マイナビニュース]