今週の「おは用語」ではスマホで利用できる電子メールやテキストメッセージについて解説してきました。メールアドレスの成り立ちから、代表的なフリーメールのサービスまで「もっとメールを上手に活用できたら...」とお考えの方は、まずはここから学んでいきましょうね。
メールアドレスの仕組み
まずはメールアドレスの基本から見ていきましょう。普段使っている電子メールのアドレスは、@より前半の「ユーザー名」と、後半の「ドメイン名」にわかれています。このうち利用者が自由に決められるのは前半のユーザー名のみ。ドメイン名はメールサービスの提供者によってあらかじめ決められたものになります。
携帯電話会社の「キャリアメール」
MVNOを除く大手キャリアでは、多くの場合キャリアメールと呼ばれる携帯電話用のメールアドレスを取得できます。キャリア毎に独自のドメイン名があり、特に過去、合併や事業者名の変更があったソフトバンクやワイモバイルでは古いドメインのアドレスがまだ残っているケースもあります。それら主要なものをまとめてみましたよ。
ショートメッセージの「SMS」
電子メールとは別に、携帯電話やスマホではショートメッセージサービス(SMS)というテキストのやりとりが可能です。文字数などに制限は多いですが、電話番号さえわかれば手軽に送れるというメリットがあります。
Androidユーザー必携の「Gmail」
Androidスマホのユーザーなら必ず登録するGoogleアカウントには、無料で使える大容量メールサービス『Gmail』がついてきます。もちろんAndroidユーザー以外でも登録・利用が可能で、広く世界中で使われていますね。データが全てネット上にあるため、機種変更や複数の端末での利用時に手間がかからないのも良いところです。
主なフリーメール(無料)を知ろう
複数のメールアドレスが必要になる場合に備えて、無料で登録・利用ができるフリーメールについてもいくつか覚えておきましょう。iPhoneやiPadといったiOS端末のユーザーならアップルのiCloudをすぐに使い始められますし、フリーメールの老舗「Yahoo! メール」や「Outlook.com(旧Hotmail)」も健在です。
これからも、気になる用語は「おは用語」にお任せ。わかりやすく丁寧に解説していきますよ。それでは来週も一週間、スマートに!
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