「この星空が100年後の未来も今と変わらず輝いていてほしい、今よりもきれいな星空であってほしい」という願いを込め、三菱自動車が展開しているのが、『見上げるプロジェクト』(ウェブサイトはこちらから)。
現在はネット上で星空情報のポータルサイトを運営しているこのプロジェクトが、バーチャルリアリティー(VR)技術を活用した体験イベント&キャンペーン『バーチャル星空ドライブ』を10月25、26日に開催します。
そして、今もっともホットなVR技術といえば、なんといってもヘッドアップディスプレイのオキュラスリフト! 今回は三菱自動車さんのご厚意で、このバーチャル星空ドライブをイチ早く体験させてもらっちゃいました。
ところで、オキュラスリフトってなんだ?
オキュラスリフトというのは、頭部に装着するタイプのディスプレイ。装着者の頭の動きに追従して、映像がリアルタイムに連動して動くというものです。
筆者自身も初体験だったのですが、リアルなCG空間に放り出されたような感覚には、驚きを通り越して感動すら覚えましたよ。
クルマが宇宙にワープ! リアルすぎる星空ドライブへ
バーチャル星空ドライブでは、先進のプラグインハイブリッドEVシステムを搭載したアウトランダーPHEVの給電機能を利用しています。運転席および助手席に設置されたオキュラスリフトを装着して、約3分間のバーチャル映像体験をします。
クルマそのものは実際に走行しないのに、あたかも走っているような臨場感はまさにバーチャルリアリティ。
自動車のインテリアにあたる部分のCGデータは、本物のアウトランダーPHEV設計データをもとにオキュラスリフト向けに手直ししたものだそうで、車内を見回しても全く違和感を感じなかったほどです。
街並みを走ってトンネルを抜けると、都会を離れた空間に満点の星空が広がる風景に辿り着く...。三菱自動車の担当者さん自身も、こうしてクルマで星空を眺めに行くのが大好きなのだそうですよ。
さらに想像の翼を広げて宇宙空間へとワープする幻想的なストーリーは、バーチャル星空ドライブでしか体験できません。もちろん360度見渡す限りの星! 星! 星! 圧巻です。
いつ、どこで体験できるの?
バーチャル星空ドライブは、10月の25(土)、26(日)に東京・お台場で開催される『モータースポーツジャパン 2014 フェスティバル イン お台場』で体験できます(各日9:00〜17:00)。わずかな期間での開催、しかも一度に2名ずつしか体験できないとあって、狭き門となる可能性も...必ず体験したいという人は早めの入場がオススメです。
ちなみにここで、体験した筆者ワタナベから一言。
また、三菱自動車の担当者さんは「ショールームやイベントなどでもっと多くの人に体験してもらえるように三菱自動車社内での認知を高める努力をしている」と話してくれましたので、「すっごく気になるけど、当日お台場まで行けない...」という人も今後の展開から目が離せませんよ。
EVやPHEV(プラグインハイブリッドカー)による電動化といった、自動車の環境性能向上に取り組む三菱自動車。未来の星空を考える『見上げるプロジェクト』そのものは今後も続いていくとのことですし、新たな展開に期待したいところですね。
バーチャル星空ドライブ (見上げるプロジェクト) [MITSUBISHI MOTORS]
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