パソコンでKindle本が読める！『Kindle Cloud Reader』を使ってみよう

大きな画面でKindle本が読める！

Amazonの電子書籍サービス「Kindle（キンドル）」。Kindle端末や、スマホ、タブレットで読める電子書籍として広がりを見せています。しかし、これまではパソコン上で読むことはできませんでした。

9月22日、AmazonはKindle Cloud Readerの日本版サービスをスタートしました。Kindle Cloud Readerは購入したKindle本をパソコン上で読めるネットサービス。海外では2011年から提供されていたのですが、ようやく日本でも提供が開始されたんです。

Kindle Cloud Readerは、専用サイトにアクセスして、Amazonのアカウントでログインすれば利用可能になります。ブラウザ上にこれまで購入したKindle本が並び、スマホなどと同様に読み進めることが可能。パソコンの大きな画面を活かして、見開きで読むこともできます。本のデータはPC上にダウンロードできるので、途中でネット接続が切れても問題なく読めますよ。

スマホやタブレットで読んだページと同期ができるので、電車でスマホで読んだ続きを、家のPCで読むということも可能。小さなスマホの画面より、大きなモニタの方が目にやさしいですもんね。

ただ、残念なお知らせが。サービス開始後の現在、日本版Kindle Cloud Readerで読めるのは雑誌とコミック、洋書のみなんです。日本語の小説や新書、ビジネス書は非対応になっており、別途スマホなどのKindleアプリで読むように断り書きが出ています。

記事執筆時点では、日本語対応の予定についてはアナウンスされていません。とはいえ、パソコンでKindle本が読めるようになったのは大きな一歩。これからの対応に期待しましょう。