最近、テレビや映像の画質について「4K」というキーワードをよく耳にしますね。ちょっと前まではハイビジョンだったのに何がどう違うの?
「4K」とは、画像を構成する画素(ピクセル)数がだいたい横4,000ピクセル×縦2,000前後の映像を指す用語で、大きく分けて以下の2つの規格がそれに該当します。
・3840×2160ピクセル=テレビや画面の4K規格(4K UHDTV)
・4096×2160ピクセル=映画やカメラでの4K規格(DCI 4K)
この数字がどうスゴいのかというと、いままでのフルハイビジョン画面が1920×1080ピクセルだったので、ピクセル数が4倍にあたる高解像度ということ。同じ大きさのテレビで比較すると画像のキメがギュッと細かくなっているイメージです。
配信する側の映像コンテンツと、受信・再生する側のテレビやディスプレイ画面の双方が対応している必要はありますが、すでにYouTubeでも4K画質に対応した映像が公開されるようになってきています。対応する機器を持っていて「まだよくわかってなかったな」という方はぜひ画質を切り替えて比較してみてください。
そうそう、「お盆休みがないのに旅に出たくなる」として最近話題の動画『マジカル・ヨーロッパ』も4Kに対応していますね。わずか4分でヨーロッパ各国の景色を堪能できる、美しいタイムラプス動画です。お休みが取れる方も、そうでない方もぜひご覧ください。
Magical Europe - 4K Timelapse 歐洲30國縮時攝影[YouTube]
(4K UHDTV 参考)Ultra High Definition Television: Threshold of a new age[ITU]
(CDI 4K 参考)ソニーのデジタルシネマ [ソニー]
(ワタナベダイスケ)