ディスプレイを目に合わせる、という新発想。
米マサチューセッツ工科大学(MIT)とカリフォルニア大学の研究者が、視力が悪い人が裸眼で見てもちゃんと見えるディスプレイ「Vision-correcting displays」を開発しました。MIT News Officeによります。
これはまた、未来を感じさせてくれる発明ですね。めがねやコンタクトのわずらわしさから、私達を開放してくれそうです。
MITによる公式動画が公開されていますので、ご覧ください(英語です)。
このディスプレイは、近視や乱視、遠視などさまざまな目の問題に対応することができます。それぞれの見え方に合わせて、細かいチューニングをしてくれます。
なお、個々人の目の見え方に合わせるため、他の人のチューニングが自分にとって見やすいとは限りません。
今後はスマホやタブレット、パソコン、カーナビなどさまざまな機器で利用されることが期待されます。
特にカーナビでは、老眼が始まって近くが見えにくい人にとってありがたい存在となってくれそうです。また、本を読むときは、こちらの液晶を使って電子書籍を読んだほうが楽なんてこともあるかもしれません。
3D技術の活用や、2枚のディスプレイを平行に配置することで実現したというこのディスプレイ。実用化されれば、生活が便利になることは間違いないでしょう。
なかなか夢にあふれた新発明だと思います。個人的には、寝っ転がりながらスマホを見るときに、特に役立ってくれそうだと思いました。商品化が楽しみですね。
Vision-correcting displays[MIT News Office via GIGAZINE]
(コンタケ)
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