140805hiroshima01.jpg「8月6日」「広島」で連想することはひとつ。

史上はじめての原子爆弾が広島に投下されたのが、1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分のこと。戦後に生まれた我々も、さまざまな形で伝え聞いてきたこの出来事を、人々の証言や多くの写真でインターネット上に記録している『Hiroshima Archive|ヒロシマ・アーカイブ』。ここではiPhone向けにARアプリも無償公開しています。


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現在の街並みにARで1945年当時の情報が表示される機能がメインなので、本来は広島の現地で使ってこそ真価を発揮するアプリではありますが、遠方にいても豊富な資料を閲覧できるのです。

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アプリを起動すると、現在の広島市の地図にたくさんのピンがついているメイン画面が出ます。ピンは「写真や動画」「証言・史料」といった色分けがされており、タッチすればすぐに閲覧可能。


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「原爆ドーム」を知る


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当時を知る人々の証言


『ヒロシマ・アーカイブ』には広島平和記念資料館をはじめ、多くの団体から提供された100件の証言、150点の写真が収録されているとあり、地図上にびっしり立てられたピン一本一本から「後世へ伝える意思」を感じます。


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場所や事柄によっては動画での解説も用意されていたり、当時の史料そのままだけでなく、ネット世代向けに伝えるための取り組みが今も進められているようですね。


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広島城など、地点によっては原爆投下の前後の写真が残っているところもあり、改めて被害の大きさを物語ります。


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また『ヒロシマ・アーカイブ』サイト上では、グーグルアースを使ってアプリより詳細にヒロシマの記録を追っていくことも。いまだ国際的な軋轢が報じられることの多い近年、もう一度こうした記録を振り返って考えるべきタイミングにさしかかっているのかもしれません。


[Hiroshima Archive|ヒロシマ・アーカイブ]


使用端末:iPhone5(OS:7.1.2 バージョン:2.2.1)
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発売元:Photon,Inc./更新日:2014年8月1日/価格:無料/対応機種:iOS 5.1 以降


(ワタナベダイスケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/app/information/2014/08/id473459421.html