シリーズ作が続々とスマホに移植されている、国産名作RPG『ドラゴンクエスト』シリーズ。その二作目にして初のパーティー制となり、マップやストーリーも前作から大幅にボリュームアップした『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』が『ドラゴンクエストポータルアプリ』経由で配信開始されました。価格は500円です。
ファミコン版の当時を知る者にとって、ドラクエ2と聞けば最大52文字もの長さになった「ふっかつのじゅもん」(パスワード)のトラウマが真っ先に思い出されますが、スマホ版は1993年のスーパーファミコン版リメイクをベースにしているおかげで『冒険の書』によるセーブが可能です。ご安心あれ!
さあ、大人になった今だからこそ、もう一度やりこみたい『ドラクエ2』、そのインストール方法から操作感覚までをご案内していきましょう。
【インストール】ポータルアプリ内で購入
ドラゴンクエストポータルアプリのダウンロード(無料)・GooglePlay(Android版)・iTunes Store(iPhone/iPad版)
通常のスマホアプリとは異なり、『ドラゴンクエストポータルアプリ』内にゲームをインストールすることになります。購入もアプリ内課金という形式です。
ゲームの起動・購入は、アプリ画面の下部にあるドラクエ2アイコンから行います。もしアイコンが表示されない場合は、AppStoreでアプリをアップデートすれば解決しますよ。ドラクエ2の購入が完了すれば自動的にゲームがダウンロードされます。
毎回のゲーム起動も同様の手順で「ポータルアプリを立ち上げてからドラクエ2アイコン」となるのを覚えておいてください。
【セーブ】「冒険の書」と「中断の書」を使い分ける
ゲームを開始すると、懐かしのグラフィックと音楽が涙腺を刺激してきます。世界の窮地に立ち向かう一国の王子でありながら小遣い銭だけ渡されて旅立つ不安感もあの頃のまま。
長い旅を始めるにあたって、忘れてはいけないのがセーブの方法。正式で安全なセーブである「冒険の書」への記録は各地の王様との会話によって可能になります。ドラクエ4などでは教会だったりしますが、今回の教会は毒や呪いの治療、戦闘不能メンバーの復活のための施設ですよ。
また、フィールド移動中ならクイックセーブにあたる「中断の書」を使えます。しかしこちらはゲーム中断のたびに前のデータに上書きをされてしまうので注意が必要です。
【動かし方】バーチャルスティック操作のコツ
最近の3Dフィールドを移動するゲームとは違い、主人公の移動は上下左右の4方向にしかできない仕様。そのためバーチャルスティックの操作も、中心のスティックで動かすというよりは円周上を4方向ボタンとして押しつつ操作するイメージでいるほうがストレスなく遊べます。
スマホ版ドラクエではおなじみとなったスティック周りのカスタマイズ性は今回も健在。利き手を問わず片手でプレイできますよ。マニュアルやチュートリアルはないものの、メニュー「さくせん」内に用意された「たびのこころえ」に冒険のヒントがおさめられています。
思い出すほどに楽しくなる
そうそう、ドラクエ2って1人で旅している序盤がけっこうキツいんですよね。最初から敵は複数で登場しますし、道具も装備品を含めて10個しか持てないし。
遊んでいるうちに思い出すのは、不思議とゲームの内容以上に「そういえばこの頃、友達の家でよく夕食を御馳走になったなぁ...」「小学校で校庭の隅に埋めたタイムカプセルはどうなったんだろ...」なんて当時の思い出ばかり。
ゲームとして遊べるのはもちろん、子ども時代を思い出す「心のタイムマシン」だったりしますよね、レトロゲームって。皆さんの思い出のレトロゲームは何ですか?
ドラゴンクエストII for スマートフォン 公式プロモーションサイト [SQUARE ENIX]
(ワタナベダイスケ)
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