Googleだから、とか抜きにしても良いアプリだと思います。
Googleの社員が作ったライブ壁紙アプリとして注目を集めているのが『Muzei Live Wallpaper』です。画像をタップすることで、壁紙をボカしたり鮮明にしたりといった操作を自由にできる点が画期的です。
好きな画像を壁紙にしていても、ホームにはアプリアイコンやウィジェットが並んでおり、ともすれば壁紙がうるさく感じることもあります。そんなときに、タップ操作で画像の様子を変えることで、ホーム画面上の操作をスムーズに行えるという点も一つのコンセプトのようです。
ちなみに本アプリはAndroid4.2以上に対応となっています。
本アプリはライブ壁紙なので、さっそく当該メニューから本アプリを選択。過去の偉人による「FEATURED ART(名画)」と、自身の端末内にある写真を使用する「MY PHOTOS(自分の写真)」が選択可能。
また、画面上部の「Advanced」から、画像のぼかし具合などを調整することができます。「BLUR:ぼかし具合」のつまみを右にずらすほどぼかしが濃くなります。
そんな感じで設定完了しホーム画面を見てみると、ぼんやりとモザイクがかった画像。ホーム画面の余白部をニ連続でタップしてみると、霧がかったような視界がパーッと晴れ、名画が現れました(不勉強で、この名画をなんというか存じ上げません...)。
上述のメニュー「MY PHOTOS」を選択してみると、同じように、いつの日かとった自分の写真がぼかされた状態でホーム画面に。で、同じ要領でダブルタップしてみると...
という具合に、鮮明な写真が現れる仕組みです。ちなみに写真は、1、3、6時間ごと等、切り替わる周期も設定可能なので、自身の好みにあわせて設定しましょう。
本アプリの人気の理由として、FlickrやTumblerなど、多様な写真投稿サービスから上のように画像を切り替えられる拡張機能が豊富な点もあげられます。試しに、「Flickr for muzei」を入れて適用させてみたところ、素人ではなかなか撮れないステキな写真が背景を彩り、端末をオンにすることが楽しみになります。
たしかに壁紙の具合によって、アイコンがかぶって紛らわしくなることがあり、ぼかすことで操作しやすくなりました。また、気に入りの壁紙であればあるほど、ぼかしが晴れたときの感動といったものは格別でした。タブロイドでは未レビューですが、様々な情報を通知する時計ウィジェット『DashClock(ライフハッカー)』と同じ開発者というだけあり、独特な魅力が光る画期的アプリと言えそうですね!
使用端末:SO-02E
OS:4.2.2
バージョン:1.0.1
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発売元:Roman Nurik
更新日:2014年2月13日
価格:無料
対応機種:Android4.2 以上
(斎藤栄孝)