「ColorSync」(カラーシンク)は、今までにないチケット確認システムです。ライブなどの入場時、チケットの購入者かどうかを確認するために使用します。
具体的に、どのようなシステムなのでしょうか。以下の動画より、ご覧ください。
これは、本当に良く出来たシステムですね。
「カラーシンク」をインストールしたスマホやタブレットは、画面の色がピカピカ切り替わっていきます。色の切り替わるタイミングは、全てサーバーで管理されているとのこと。
ライブ当日、会場の受け付けは、この「カラーシンク」を起動したタブレットを持って待機。チケットの購入者は「カラーシンク」をインストールしたスマホの画面を、受け付けに見せればOK。
チケットの購入者の「カラーシンクの画面は、受け付けの持っているタブレットと全く同じタイミングで同じ色に切り替わります。
受け付けは入場者のスマホの画面を見て、同じ色が表示されているのを確認するだけでチケット購入者か見分けることができるというわけです。これはすごい。
紙やQRコードのチケットと違い、複数人同時チェックも簡単。画期的ですねー。
大規模なライブでも、これならスムーズに入場できそうです。いやぁ、よく考えられています。
TechCrunchさんによると、「カラーシンク」は現在特許申請中とのことですが、すでに試験的に使用された例もあるそうです。また、国内でも今後使用される予定とのこと。
ライブの入場という、どうしても混雑が免れない場面ですら技術が解決してくれそうです。絵面的には地味ですが、これも一つの「未来」の形なんじゃないでしょうか。
ColorSync[YouTube via TechCrunch]
(コンタケ)